10月に入り新作秋アニメが続々放送開始となりました。そこで、この後、見続けるかどうかは別として、興味をひかれた秋アニメの初回感想をお届けしていきたいと思います。（なお、秋アニメでも第２クールや、続編にあたるものは、こちらでは取り扱いませんのでご了承ください）
第7回目は10月10日（月）から放送開始となったこちら
秋アニメ「クールドジ男子」第1話/一倉颯
パッと見はイケメンな年齢も環境もバラバラな男子4人。この4人の共通項は「ちょっぴりドジ」という点です。しかし、彼らはそのドジすらもクールに決めてしまいます。そんなクールドジ男子の日常を描いたアニメになります。
4人はそれぞれ苗字に1～4までの数字が入っています。今回は主人公扱いの一倉颯（いちくら はやて）を中心に進みます。いわゆるキャラクター紹介の回でした。
一倉は20歳の大学生。ドジを自覚していて、それを恥ずかしいと思う「羞恥心あり反省タイプ」です。自分は無個性だと思っている一倉ですが、周りの女子からはドジをクールにスルーしている姿に密かに人気があります。
何気なくすれ違っている主要メンバー
第1話の一倉が街を歩いていたり、居酒屋にいるシーンで、他の主要キャラクターがさりげなく登場しています。第1話の最後に一倉はコンビニで小動物カフェのチラシをもらいます。実はこのチラシ、この後、別のキャラとの接点の伏線となります。
原作を読んでいない方は、誰との接点になるのか楽しみにお待ちください。
15分番組にして正解
「クールドジ男子」は、30分番組ではなく、15分番組です。原作も1話あたりが短いので、無理に30分にしてしまうより、15分で1話を進めるゆる～いテンポ感が、とてもこのストーリーにあっていると思いました。
キャラクターも元の絵柄がシンプルで、アニメにしやすそうなこともあり、違和感を覚えることはありませんでした。ちなみにメインキャラクターの声優さんは中堅どころ（？）の有名な方ばかりです。
OPは「まふまふ」、EDはメインキャラクターの声優さんが歌う
OP曲は、まふまふさんの「青春切符」。アニメによく合う今時ソングになっています。ED曲はメインキャラ4人による「PICG」による「Flash！」。一度聞いただけで、すぐにわかる低音の梅原裕一郎。好きです（個人的好み）
全員、アイドルなどの養成系のゲームやアニメを経験されているだけあり、キャラクターの声で歌うのに慣れてらっしゃいます。安心して聴ける楽曲は大事。
秋アニメ初回視聴、私的評価☆☆☆
いわゆる「日常系」と呼ばれるジャンルにあたるかと思う今作。特に大きな事件や、波乱にとんだエピソードが出てくるわけではありません。キャラクターのドジに「あ、自分もやったことある」と共感したり、クスっと笑えるストーリーが淡々と続きます。
この系統の話は好みが分かれると思うので、星は3つです。私は原作漫画も好きで読んでいるので、個人的には☆4つなんですが…
原作は那多ここねさんの同名漫画。「ガンガンpixiv」から現在4巻までコミックスが刊行されています。今なら、無料立ち読みの話を読んだくらいでアニメの話に追いつくかと思います。また配信サイトでも配信されていますので、そちらで視聴も可能です。
時間がちょっとだけできた時に、ほんわかして癒されたい方は、ぜひご覧ください。
