2023年秋アニメ。とりあえず初回を観てみたの5回目は「新しい上司はど天然」です。この企画は「今後見続けるかどうかは別にして、興味をひかれた秋アニメの初回感想」をお届けします。なお、第２クールや、続編にあたるものは、こちらでは取り扱いません。ご了承ください。
「 新しい上司はど天然 」情報
「新しい上司はど天然」は、秋田書店「マンガクロス」で連載中の同名漫画が原作です。著者は、いちかわ暖氏。監督は「アルスラーン戦記」等の阿部記之氏。アニメーション制作は「ヒプノシスマイク」等のA-1 Picturesとなっています。A-1 Picturesは他にも「かぐや様は告らせたい」や「ニーアオートマタ」等、画のキレイな作品が多い会社です。初回も原作の細目の線がきれいに描かれていました。
秋アニメ「 新しい上司はど天然」1話目/ちょっと割れてる
「新しい上司はど天然」は、広告代理店を舞台にしたお仕事アニメです。上司のパワハラで精神と胃を病んで転職をした主人公・桃瀬。転職先の上司もパワハラ系だとどうしよう…と葛藤していた桃瀬。しかし新しい上司は厳しそうな外見とは裏腹にど天然な癒し系・白崎でした。
以前の職場のトラウマから、度々胃を痛める桃瀬。そのたびにど天然な言動で無意識に桃瀬を癒す白崎。ただし白崎はど天然なだけではありません。営業職の白崎は、数々のコンペで契約を取ってくる敏腕営業でもあるのです。
前の上司に企画書を破られ続けていた桃瀬は、企画書を作る事自体が怖くなっていました。そんな桃瀬に白崎が水族館の企画書を書いてみないかと打診してきます。最初は、前の上司がいつも言っていた「派手で目立つ企画」を作ろうとしていた桃瀬。しかし行き詰ってしまい、段々と疲労困憊状態に。そんな桃瀬を連れて、白崎は以前、自分が手掛けた商店街の企画物を見せます。商店街に集う人たちを笑顔にする白崎の企画物を見て、桃瀬は「派手じゃなくても人を幸せにできる企画をしたい」と心機一転動き始めます。
そして白崎に目を通してもらった初めての企画書。見事、規格が通り、桃瀬はうれし涙を流すのでした。
さぁ、今期一の癒し系アニメのスタートですよ！
2クール前の「クールドジ男子」、先クールの「デキる猫は今日も憂鬱」に続く、今クールの癒し系アニメのスタートです。この2作が好きだった方なら、きっとハマること請け合いです。シュッとした美形なのに、ど天然な白崎さんを見て癒されましょう。
どれくらい天然かというと、木を黒猫と間違えて構いに行く。オフィスチェアで背後にいる桃瀬に話しかけようとして、半周余計に回ってしまい、また自分の机に向かってしまう。桃瀬にスマホで連絡しているのに、スマホを会社に忘れたかもしれないと鞄の中を探す。等々、数分に一回は何かしらの天然ボケをかましてきます。
しかし、これらのボケは、桃瀬を思いやる優しい思いからきたボケが多く、大変癒されるのです。おまけに声が梅原裕一郎氏です。終始、優しく穏やかな梅原さんのイケボが聴けます。
初回視聴、私的評価☆☆☆☆☆
筆者はコミックスも読んでいるのですが、初回からとても癒されました。一つ一つのエピソードは短く、それがいくつか集まって一話となっているので、4コマ漫画をアニメで観ているような感覚です。とにかく癒されたい、誰も傷つかない笑いが欲しいと思っている方は、このアニメをぜひご覧ください。きっと白崎さんが画面の向こうで癒してくれます。
そんな「新しい上司はど天然」は、TOKYO-MX、ABCテレビ、BS11、AT-Xと地方ローカル局で放送中です。また、各配信サイトでも順次配信開始されていますので、ぜひご覧ください。
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