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萌え要素キャラ満載と強い絆を描いたアニメ「 終わりのセラフ 」への熱い思い

漫画とライトノベルから始まり、2015年にアニメ化を果たした『 終わりのセラフ 』。同年9月には、スマホ向けゲームアプリの配信を開始。12月にはPlaystation Vita用のソフトが発売している。また、原作は、シリーズ累計180万部突破という、超人気作品である。

滅亡に瀕する人類。すべてが崩壊する世界を描くアニメ「 終わりのセラフ 」

突然発生したウイルスのせいで、大人たちが死んでしまい、滅亡しかけている世界。同時期に現れた吸血鬼たちにより、子供たちは支配されていた。

主人公である百夜 優一郎(ひゃくや ゆういちろう)。彼は、同じ百夜孤児院の仲間たちと共に、吸血鬼に地下都市に閉じ込められていた。ある日、家族でもあり親友でもある、百夜 ミカエラ(ひゃくや ミカエラ)が脱出を企てる。綿密にプランを立て、順調にいくかと思われた脱出計画。しかし、「貴族」と呼ばれる強力な力を持った吸血鬼に襲われ、ミカエラ達は命を落としてしまう。

一人生き残り、脱出に成功した優一郎。彼は、生き残った人間たちの中で、最も力を持つ「日本帝鬼軍」に保護される。
その後、吸血鬼への復讐のために、戦いに身を投じていくのだが……。

現代社会でも失われつつある強い絆を教えてくれる

私自身がこの作品に最も惹かれた部分。それは、「仲間=家族」という強い絆が描かれているところだ。幼少時を百夜孤児院で過ごし、温かい「家族」を知らなかった優一郎。だからこそ、「仲間=家族」という存在を人一倍大切にしているんだろう。

血の繋がりも何もない赤の他人を、こんなにも想い合い、信頼し合えるんだと、観ているだけで胸が熱くなる。

また、『終わりのセラフ』は、人間VS吸血鬼という単純なストーリーではなく、主要人物たち一人一人の切ない過去や、それと向き合い、もがきながらも成長していく様がきちんと描かれている。個性的だけど憎めない登場人物ばかりなので、あなたもそれを応援したくなるはずだ。

そして、アニメ作品で欠かせないものといえば「萌え要素」だと思うのだが、ヒロインである、柊シノアを始め、敵対している吸血鬼の女王クルル・ツェペシなど、「萌え要素」満載のキャラクターが多数登場している。

アニメ「 終わりのセラフ 」自体は、昨年の年末に最終回を迎えてしまったのだが、漫画・ライトノベルは、現在も連載中なので、是非とも、アニメの続編を期待したい。

筆者:槙島さくら

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「終わりのセラフ」公式サイト

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