秋の劇場版、そして現在春イベントで盛り上がるゲーム「艦これ」ですが、筆者はどちらかというとゲームゲーム艦これの熱狂的ファンであります。
ゲーム艦これでは新キャラが続々出て、艦娘のデザインがいいですね!!
そんな艦これの中で、私の推しメンはやはり「金剛」ちゃんでしょう!
筆者の元気っ子属性と、片言の日本語をしゃべるという2つの特徴が絶妙にマッチしている、まさにスーパーアイドルです!
なぜ金剛ちゃんは「片言の日本語?」金剛ちゃんの存在で歴史が学べます
「紅茶が飲みたいネー」「提督にプレゼントネー」とやたら片言の日本語で提督達を誘惑する金剛ちゃんですが、なぜ金剛ちゃんが片言の日本語を話すか?
一言で言えば、金剛ちゃんは「イギリス生まれ」の日本の戦艦なのです!!
話は1902年まで遡ります。
1902年当時、日本は朝鮮半島、満州を巡ってロシアと対立していました。同じくイギリスも当時中国に利権を持っていましたが、中国駐留を続けるロシアを警戒していました。
そこで、ロシアとの対立を避けられない日本と、ロシアを牽制したいイギリスの利害が一致し、1902年に「日英同盟」が締結されます。
この、日英同盟に従い日本はイギリスに戦艦の建造とその技術供与を求めました。このとき作られたのが戦艦「金剛ちゃん」です。その性能は、作ったイギリスが驚いたほど。
当時最大級だった36センチ連装砲を装備、新素材を使った装甲、当時最速を誇った速力と三拍子そろった戦艦になりました。
それゆえ、第一次大戦時にドイツ海軍に苦戦していたイギリスは、なんと金剛ちゃんのレンタルを要請していたほど。(ただし、日本は断りました)
金剛ちゃんは1913年に完成しますが、その後日本は1915年までに、「榛名」「霧島」「比叡」と他3人の妹たちを完成させます。なんというコピー能力…
第二次大戦で最も活躍した戦艦の一つが「 金剛 」だった
第二次大戦は、言ってしまえば「航空機の時代」になりました。
特に太平洋戦争では、航空機、そして艦これの「赤城さん」「加賀さん」のような空母が勝敗を決める戦争でした。
「大和ホテルさん」や「武蔵旅館さん」が航空攻撃によって轟沈してしまったことも見れば一目瞭然です。
すでに戦艦の時代は終わったと思いきや、金剛ちゃんはそんな航空機全盛の時代でも奮戦します。
中でも、「榛名」ともに砲撃だけでイギリス軍を降伏させた、「クリスマス島砲撃」や、艦これでおなじみの戦艦「武蔵」が轟沈してしまった「レイテ沖海戦」でもアメリカ軍空母を撃沈する戦果も上げています。
しかし、金剛ちゃんも1944年に轟沈してしまいます。
ちなみに筆者は、ゲーム内で金剛ちゃんが「小破」したら即撤退ですね(笑)
はやり結果を残せるアイドルは違いますね!!
筆者も「るろうに剣心」から歴史を学んだ一人であります。ぜひ、漫画、アニメ、ゲームで歴史を学んでみてはいかがでしょうか。