今回は ヤンデレ ヒロイン が際だつループものアニメをオススメしたいと思います。今回の記事でもループものの定義は、タイムリープものやパラレルワールド、「同じ事を繰り返す」などもまとめて一括りにした、かなり大ざっぱなものという点をご了承ください!
『ひぐらしのなく頃に』
舞台は昭和58年。雛見沢村に引っ越してきた前原圭一は、地元の美少女達と仲良く学園生活を送っているものの、綿流しの日を境に、日常が惨劇へと変化していきます。
2002年に竜騎士07がコミックマーケットにて発売した同名同人ゲームのアニメ化作品。2006年に第1期が放送、2007年に2期『ひぐらしのなく頃に解』が放送されています。さらに2009年にはOVAにて3期の『ひぐらしのなく頃に礼』が発売されています。
本作は「鬼隠し編」や「綿流し編」といった各エピソード毎に、主人公達は悲惨な結末を迎え、そして新たなエピソードでは何事もなかったかのように前エピソード開始時点に戻っています。
ゲームの様な物語構造の作品がゲームで発表されていたという点も面白いですが、本作の見所は美少女達がみんなカワイイけれど怖いところです。
ヒロイン達はみんな普段は萌え系っぽい美少女達として振る舞っているのに、余所から来た圭一に見せる排他性や思春期の凶暴性が突如表面化するので、圭一を混乱させ、怯えさせます。彼女達は、意図的に意志の疎通が困難な他者として描かれています。
どのエピソードも、意志の疎通が上手くいかなかったが故に発生する惨劇です。
『未来日記』(2011年~2012年)
えすのサカエの同名漫画のアニメ化作品。
ある日、天野雪輝の携帯に未来に起こる出来事が書き込まれる「未来日記」を手に入れます。しかし、「未来日記」を所有するのは雪輝を含めて12人いる事、さらに日記所有者12人で殺し合い、生き残った1人だけが時空を統べる王になる事が判明します。
雪輝は、日記所有者で雪輝のストーカーである我妻由乃と共にゲームに立ち向かっていく決意をします。
ヒロインの我妻由乃はアニメ史に残るヤンデレヒロインかと思います。
おそらく、このヒロインでなければ本作はそこまで話題にならなかったのではないでしょうか。
さらに凄いのが、もう1人主人公を好いているキャラクターに秋瀬或という子がいるのですが、秋瀬は男の子(CV.石田彰)です。
終盤で我妻と秋瀬が雪輝を巡って対峙するのですが、ただただ戸惑う雪輝のボンクラぶりも見所です。
今回は ヤンデレ ヒロイン が際だつ『ひぐらしのなく頃に』と『未来日記』を、ご紹介させていただきました。
特に後者は、ループものというより ヤンデレ ヒロイン(とBL少年)が話題になった作品です。ヤンデレ は遠くで見ている分には非常に興味深いのですが、実際には関わりたくないです。
怖いし非常にメンドクサイから。