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従来とはちょっと違う視点から「ゴブリン」を見るアニメ「 灰と幻想のグリムガル 」

ゴブリンが強い!アニメ「 灰と幻想のグリムガル 」で見る、実際に生身の人間がRPGの世界に入ったら、という話

もし自分が人気ゲーム「ファイナルファンタジー」の世界に入ったら、どんな感じなのだろう、とか考えた事はありますか?私は昔から、そのような妄想をしてきました。ええ、今でも時々。

しかし、実際戦って敵を倒すという事ができるでしょうか。あくまでゲームの話であって操作しているのが自分だから、そのような事が考えられるのではないでしょうか。「ゴブリン」との戦いのシーンから始まるアニメ「 灰と幻想のグリムガル 」。5人がかりでも倒せない屈強なヤツら。

「ゴブリン」ってこんなに強かったっけ?

アニメ「 灰と幻想のグリムガル 」はゲームの世界とは違った視点で「ゴブリン」を映したアニメ

主人公のハルヒロ、ランタ、マナト、モグゾー、ユメ、シホルの6人は自分たちがどこの世界から、今いる「グリムガル」へたどり着いたのか記憶が無いまま、義勇兵としてゴブリンと戦うところから物語は始まります。

ゴブリンといえば、「ファイナルファンタジー」シリーズでも、一撃で倒せてしまう雑魚キャラの代名詞です。しかしそれはあくまでゲームの世界で、もしゴブリンが現世にいたら、あるいは一般の人間が、ゲームの中に入ったら、このゴブリンは果たして雑魚キャラなのか?という疑問をこのアニメでは表現しています。いや、だってこのゴブリン、刃物やボウガンまで持っているのですよ。そりゃ手ごわいですわ。

例え話ですが、テレビでプロ野球を見たとしましょう。テレビの画面で140kmという表示しかされていない投手の球を早く感じはしないでしょう。では、実際に打席に立ってみたら?バッティングセンターで体験して見ればわかるように、かなり早いです。恐怖さえ感じます。

生身人間がRPGの中に入ったら、ゴブリンは強いし、仲間内での、いざこざだってあります。

つまりそういうことです。作者はどう考えているかは存じませんが、「言うのは簡単だけど、実際やるのは難しい」「バーチャルとリアルの区別」というメッセージがこのアニメにはある気がします。あくまでも私の見解です!!

あと、最後に。基本的にシリアスアニメです。面白いです。

筆者:金剛たけし

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