『アルドノア・ゼロ』「界塚伊奈帆」の魅力。ただの朴念仁じゃない!

20141213
放送前の話題性そのままに、衝撃のラストで前半クールを終えたアニメ『アルドノア・ゼロ』。地球と火星の星間戦争を描いたこの作品には、地球側の男の子、火星側の男の子、そして中立な立場のお姫様という三人の主人公が存在しますが、うち二人は前半終了時点で生死不明の状態です。

あの最終話からどう話が繋がっていくのか、後半の展開をあれやこれやと想像しつつ、今回は主人公の一人・ 界塚伊奈帆 の魅力に迫っていこうと思います。

何でもできるハイスペック少年

「臨機応変。いざとなれば自分を信じて決断」という姉の教えを見事に体現している伊奈帆は、判断力や分析力などあらゆる面で高校生離れしています
どんな時でも冷静沈着で、街に避難勧告が出た際も慌てることなく家で卵焼きを作っていたほど。

その後も、火星人を迎え撃つための無茶な作戦を無表情で立案したりしますが、だからといって怖いもの知らずという訳ではなく、目の前で友達を失った時に感じた「突然訪れる死の瞬間をただ待つのは耐えられない」という思いの下、行動を起こしていたようです。

年齢にそぐわない落ち着きは、家庭環境に秘密アリ?

街が異星人に襲われても、変装したアセイラムにいきなり取り押さえられても、冷や汗一つかかない我らが伊奈帆さん。
そのあまりの落ち着きぶりに、思わず「君は何者なんだ?!」と不憫系主人公のスレインばりに声を張り上げてしまいそうになります。

しかしながら伊奈帆は、幼い頃に両親を亡くして以来姉と二人暮らしで、誰かに頼ったり甘えたりすることをほとんど知らない環境で育った男の子。
その家庭環境が彼を成長させ、ちょっとやそっとの事では取り乱さない精神が形成されていったのかもしれませんね。

火星のプリンセスへの恋心

伊奈帆が積極的に火星人と戦う理由の一つに、ヴァース帝国第一皇女・アセイラムの存在があります。
幼馴染みの韻子に「伊奈帆らしくない」と言われてしまうほどの無茶な行動も、身を挺して戦争を止めようとするアセイラムに心を動かされてのこと。

姉のユキ曰く、伊奈帆は相当お姫様に入れ込んでいたようで、彼女に対して恋にも似た感情を抱いていた模様。
とは言え個人的には、明らかに伊奈帆に好意を寄せていた韻子ちゃんの存在も無視できません。

意外にモテモテな伊奈帆の恋愛事情もさることながら、後半クールも引き続き彼のハイスペックぶりに期待したいところですが、果たして……?