アニメのオープニング曲やエンディング曲は、オリコンにランクインしたり、カラオケで歌われたり、知る機会が多いと思います。
しかし、アニメのサウンドトラック( サントラ )となると、余程そのアニメが好きか、作曲の方のファンで無いと知る機会が少ないのではないでしょうか。
カフェミュージックや作業用BGMに見られるように、かかっている音楽一つで雰囲気も気持ちも変わるものです。
アニメのサントラは、物語に色や味をつけていく大事な調味料だと思います。
そこで今回はアニメのおすすめサントラを10個紹介します。
このアニメ見たこと無いしなぁと思っても、曲を聞くだけでもいかがでしょう。
曲を聞いていて、アニメを見たくなってくることも多々あると思います。
1. ARIA THE ANIMATION / ARIA THE NATURAL
*朝のモーニングタイムにおすすめ
*癒やされたい時・ひといきつきたい時
ARIAに使用された、作品そのままの爽やかな曲が詰まっています。
このサントラを流しながら朝ごはんを食べていると、このまま爽やかな日差しの下散歩するのも悪くないかな、、、という気分になります。
ヒーリングミュージックと言っても過言では無いので、昼寝、入浴の時のBGMとしても最高です。
2. パンティ&ストッキングwithガーターベルト
*少しノリノリにしたい朝
*部屋の掃除をしながら
上の、ARIAの音楽だと、そのまま夢の世界へゴンドラで連れていかれてしまうよ!という方はこちらがよいのでは無いでしょうか。
テンションアゲアゲ(死語?)の、パンティ&ストッキングwithガーターベルトのサントラです。
プロデュースは、m-floの☆Taku Takahashiさんという、異色のコラボになります。
クラブ・テクノ系の音楽で、クオリティもすごくいいです。一曲一曲がつくりこまれています。
©2010 GAINAX/GEEKS
3. サマーウォーズ
*読書・勉強中など少し集中したい時
*夏の訪れを待ちわびたい時
「時をかける少女」や「おおかみこどもの雨と雪」などの細田守監督の「サマーウォーズ」のサウンドトラック。
夏がくる度に見たくなる映画ですから、あ、これはこの時の曲だ、と分かる人もいるかも知れません。また、劇中ではあまり意識していなかった曲も一曲一曲聞いていると、これこんな曲だったんだ、となるかもです。
こちらは、未来都市というより、夢の国に近い、緩急ついた音楽集です。
聞きながら、サマーウォーズのシーンを思い浮かべるのもよし、読書など適度に集中したいときに流すのもよし、そんなサントラです。
©2009 SUMMERWARS FILM PERTNERS ©バップ
4. 攻殻機動隊ARISE
*結構集中したいときに
*仕事・勉強などの作業用BGMに
攻殻機動隊といえば、菅野よう子さんの曲のイメージが強いですが、ARISEではガラッとイメージを変え、コーネリアスを起用しています。
静と動がうまく交じり合う攻殻機動隊シリーズだからこその音楽だと思います。
作業用BGMによいのでは無いでしょうか。テンションをあげてくれる音楽というより、適度な緊張感を与えてくれる音楽だと思います。
© 士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
5. たまゆら〜hitotose〜
*カフェタイム・入浴時などのまったりしたいときに
*愛機Rolleiをなでなでしているときに
「たまゆら〜hitotose〜」のサウンドトラック。
ピアニストの中島ノブユキさんを起用し、ピアノらしいクリアで優しい音楽集になっています。
たまゆらを見たら、このサントラを買うか、Rollei35を買うかのどっちかしかないといっても過言ではないです。
まったりと落ち着きたいとき、読書や入浴中、日の当たる窓辺でコーヒーを楽しむというシーンに聞きたい音楽です。
©2011佐藤順一・TYA / たまゆら製作委員会
6. キルミーベイベー
*頑張りすぎた時・別に捗る必要のないときに
*わけがわからないときに
きらら系では異色の、「キルミーベイベー」のサウンドトラックです。
脱力系、奇妙系音楽があんまり詰まっています。
元気になりたい時、なんなのもうほんと無理、などなどそういった時に聞きながらベッドでゴロゴロしてみてはいかがでしょう。
集中させてくれるわけでもなく、作業を捗らせるわけでもなく、なんだかただ、ちょっとだけ、「もう少し頑張ってみるか…」という気分にしてくれるサントラです。
©カヅホ・芳文社/キルミーベイベー製作委員会
7.DARKER THAN BLACK
*菅野よう子さんの音楽を味わいたい時
*そこそこまったりとしたいときに
マクロスなど多くのアニソン・サントラを担当している「菅野よう子」さんの作曲です。
カウボーイビバップあたりが気に入った方は特に気にいるのではないでしょうか。
コーヒーブレイクや、読書中など、集中したいがテンションを上げたいわけでもないときなどに良いと思います。
©BONES・岡村天斎/DTB製作委員会・MBS
8. ウィッチクラフトワークス
*魔法をつかいたいとき
*適度な緊張感をもつ音楽を聞きたいとき
「魔法」もののアニメなので、雰囲気の出る音楽が多いです。
しかし、重たい音楽というわけでもなく、慎重かつ緊張感をもった曲が多い。
アニメを見ていない人にも楽しめるサントラです。
耳に残って消えない、「ウィッチ☆アクティビティ」のRemixも入っていますので、ぜひ。
© 水薙竜・講談社/ウィッチクラフトワークス製作委員会
9. ノラガミ
*雰囲気のいい、BGMをかけたい時
*部屋の掃除・雑誌を読む時など
漫画原作の「ノラガミ」のサウンドトラック。
作曲は、天元突破グレンラガン・ヨルムンガンドなどの曲を担当した「岩崎琢」さん。
オープニング、エンディング曲もかっこよかったんですが、サントラも和風テイストでかっこいいです。
緩急ついたサントラで、作業用BGMにも、コーヒーブレイクにも、流しておくだけ、など汎用性の高いサントラです。
ついノリノリになって幽体離脱しそうになるということも無きにしもあらず。
©あだちとか・講談社/ノラガミ制作委員会
10. アクセル・ワールド
*レ○ドブルと共にいかがでしょうか
*夜はまだまだ長いよなぁと感じた時に
「ソードアート・オンライン」の原作者でもある川原礫さんの「アクセル・ワールド」のサウンドトラック。
《加速》するアニメです、、、いや、速さが足りないではなく。
アニメそのままに、朝や昼といった明るい時間帯ではなく、夜のような、静けさの中に喧騒があふれるシーンが似合うサントラだと思います。
夜テンション高めに作業したい時に向いている音楽ではないでしょうか。
(c) 川原 礫/アスキー・メディアワークス/AW Project
以上10選でした。
AmazonやiTunes Storeなどで視聴もできたりしますので、ぜひぜひ聞いてみてください。
TSUTAYAやCDショップ(一部地域を除く)でも見かけますので、気に入ったものがあれば嬉しいです。
今回は王道ものから少しそれましたが、、、
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