あれこれ考えてアニメを見るのもいいのですが、時には頭を空っぽにして楽しむのもいいですよね。成長とか人生とか、戦争とか冒険とかではなく、そんなことよりハーレムアニメだ！…という気分の時。「 僕は友達が少ない 」（“はがない”）は実に濃い萌えストーリーを提供してくれます。
僕は友達が少ないとは
コミュニケーションが苦手。独りぼっち。残念な言動。ちょっと下品……。そんな対人関係に問題有りな7人が集まって、友達をつくる練習をしていくというのが“はがない”です。こう書くと切ないお話のようですが、いや全くそうではありません。友達0というのも納得の、ぶっ飛んでマイペースな連中なので、活動はいつもハチャメチャな展開に……。
作品の魅力
アニメのキャラと言えば魅力的なのが普通です。しかし、“はがない”はそんな常識を逆手に取った作品でした。エア友達と会話をするのが習慣だったり、ニッチなBLジャンルを愛するド変態だったり。“はがない”のヒロインはどこか変わっています。いやどこかとかいうレベルじゃなく、本気で ド ン 引 き です。
……ですがそれをカバーするのかのように、ヒロイン達は多くの属性で固められています。そして、萌えないという可能性をゴリゴリ削ってきます。おまけにブリキさんの絵は肉感的でエロイし、友達が少ない残念系というのもオタクの自虐趣味をくすぐります。そんな強行突破してくるかのような魅力を“はがない”は持っています。
スナック菓子のようなヤミツキ感
魅力をゴリ押ししてくる作品なので、ただ楽しむにはうってつけです。ひねくれもの同士の関係ということで、身勝手な言動や毒気の強い展開もままあります。しかし、それもまたスパイスでしょう。とにかくハーレムアニメを見て萌えたいんだ、そんな時は“はがない”ということで！ぜひ見てみて下さい！
