『カウボーイビバップ』涙あり笑いありのSFハードボイルド

今回紹介するアニメは『 カウボーイビバップ (Cowboy Bebop)』
太陽系を舞台にしたSFハードボイルドである。

カウボーイビバップ

個性的あふれる乗組員たち

スパイクとジェットは、コンビで賞金稼ぎ(カウボーイ)を生業にしながら、宇宙船ビパップ号で旅をしている。

モジャモジャ頭のスパイクは、体術や銃の扱いに長じており、身の危険を顧みない性格。一方、相棒のジェットは筋骨隆々の巨漢で、元刑事の経歴をもつ強面タイプだ。
そんなビパップ号の一員に、奔放な美女フェイと天才ハッカーのエドが加わる。

粋なセリフ回し

本作の脚本には、洗練された格好いいセリフが多い。
第10話でジェットの故郷ガニメデを訪れた時、彼は昔の恋人アリサと再会する。
心落ち着かないジェットを見て、フェイとスパイクが言葉を交わす。

フェイ 「昔の女が今でも自分のこと考えているなんて大間違いよ」
スパイク「女がみんな自分と同じだと思ったら大間違いだぜ」

セリフも格好いいが、演技もまた素晴らしいのである。
両者の配役は林原めぐみと山寺宏一。ともに実績抜群の大物声優だ。

多彩なストーリーテイスト

前述の第10話だが、フェイの予想どおり、アリサにはすでに別の男がいた。
しかも、そいつが何と賞金首――スパイクやジェットの獲物である。
ジェットがいかなる決断を下すか? ぜひ本編を見てほしい。

本作は大筋において、このようなハードボイルド+アクションであるが、話数によって雰囲気がガラリと異なり、ホラーやコメディ風の回もある。
また、使われている音楽も、ジャズ、ブルース、ロック、テクノと幅広い。
この多様性こそが、本作最大の特徴であり、独特の世界観を形作っている。

色あせない作品

当時の放送からすでに16年が経つ『カウボーイビバップ』だが、今見ても面白さは色あせていない。また、未視聴の方でも、パチンコなどで見かけて、内容が気になっている人がいると思う。
この機会にぜひ、芳醇なワインにも似たこの名作を味わって頂きたい。

©サンライズ

この記事のライティング担当:あにぶ編集部

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