「げんし、女子は、たいようだった。」『げんしけん』ヲタもサブカルもどっちだっていいじゃない

『 げんし、女子は、たいようだった。 』はテレビアニメ『げんしけん二代目』のOPテーマで上坂すみれさんの2枚目のシングルです。
げんし、女子は、たいようだった。

他人(ひと)と違う人に贈る応援歌

『げんしけん二代目』はBLが大好きな腐男子でそのために女装までする男の娘波戸くんを中心とした物語。

歌っている上坂すみれさんはロシア(ソ連)やロリータ服や中野ブロードウェイをこよなく愛する声優です。

『げんし、女子は、たいようだった。』はこの2人だけでなく他人と違う生き方を選んだ人の為の歌です。
作詞作曲は『アキバの女王』桃井はるこさん。この曲が気にった方は桃井さんの他の楽曲もきっと気に入ると思います。

レーダーマンにはさせない

レーダーマンというのはハルメンズの楽曲で戸川純さんが1984年にカバーしたことで有名な『レーダーマン』のことでしょう。
曲中では個性なく情報をただ集めて共有するだけの人間をレーダーマンと呼び、ロボットのようで識別できないと歌います。
そして最後に「レーダーマンになれない」つまり個性を捨てずに他人と同じようになれない人間は病院に送られます。
ところが『げんし、女子は、たいようだった。』では「レーダーマンにはさせない 君を救い出す」と歌っています。
『レーダーマン』が現代社会への批判だとするなら『げんし、女子は、たいようだった。』は生き方の肯定でとても前向きなメッセージだと思います。

元ネタを知ろう

この曲にはレーダーマン以外にもシャレた表現が出てきます。
タイトルの「げんし、女子はたいよう、だった」は平塚らいてうの『元始、女性は太陽であった』から「書を捨てないで旅に出よう」は寺山修司の代表作『書を捨てよ町へ出よう』のオマージュですね。
「すすめ!レッドカーペット ここはブロードウェイよ」のブロードウェイはミュージカルの聖地ではなく『中野ブロードウェイ』っぽいですし「クールもいいけど 熱くなりたいの」のクールは『クールジャパン』に少し引っかけているんじゃないかなと個人的に思います。

周りに誰もオタクがいなくて不安という人は勿論、人気作品の良さが分からなかったり、駄作と叩かれている作品が妙に気になったりする人もこの曲を聴いて「心の叫びのまま」生きてみませんか?

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あにぶ編集部

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