銀河英雄伝説 との出会い
銀河英雄伝説 と出会ったのは大学生の時になります。
人間って何だ? 社会って何だ? 国って何だ? なんで戦争はなくならないんだ? と考えこんでいたときに、友人宅で途中からでしたがオススメと言うことで見てみたら、コレ1話から最後まで見てみたいと直感的に感じて1話から本編、外伝と一気に見たのを覚えています。
また、気がついたら銀河英雄伝説はわたしの「人生の教科書」的なアニメになっていました。
「人生の教科書」銀河英雄伝説
銀河英雄伝説には専制政治の銀河帝国、民主共和制の自由惑星同盟、そして、帝国領でありながら、自治を認められた商業国家フェザーンとがありますが、長く続く帝国と同盟の争いの中それぞれの国でたくましく生きていくキャラクターが魅力的で台詞を通した「哲学的」なメッセージに考えさせられるモノがあると思います。
また、それぞれのキャラクターもとても個性的であったりしますが、同盟側の主人公ヤン・ウェンリーに共感できたりしました。
本来は歴史学者になりたかったが、無一文の状態になり、仕方なく歴史がタダで学べる。同盟軍士官学校戦史研究科へ入学、その後、軍人としてどんどん出世していき「英雄」と祭り上げられ「魔術師ヤン」「ミラクルヤン」と呼ばれるようになりますが、本人は最も戦争を嫌っていたりするという。
最高の知将、戦争の名人でありながら、何度も退役しようと思いながらも戦うヤンの戦う理由は何なのでしょう?
自分の艦隊の仲間のため、民主主義を守るため、永遠ではなくてもいい一時の平和のために、ヤンは戦い続けるのでした。
わたしはヤンのような天才ではないですが彼の「哲学」に感動を覚えたりしました。
銀河英雄伝説が教えてくれること
銀河英雄伝説さ様々な国家にいきる様々な登場人物の「哲学的」な台詞に満ちあふれていて現代に生きる私たちにも様々な道しるべを示してくれる気がします。
もし銀河英雄伝説でヤンや多くの仲間たちに出会ってなかったら今のわたしはなかったと思います。
彼らとの出会いで、いろいろと考えこんでいた青春の苦悩に1つの答えが示されたような気がします。
銀河英雄伝説は本伝で4期、DVD28巻の長編アニメーションでありますが、是非、夏休みに見てほしい作品です。
特に来月の8月には終戦記念日もありますが、平和を考えるきっかけにという堅い話はおいておきまして、壮大なスペースオペラをアニメで楽しんでいただけたらと思います。
次回のリレーはらんまらんまでタンマタンマのスッタモンダの世紀末
おたのしみにね!
この記事のライティング担当:猫川怜