『GTO』OP1&2スタイリッシュでハイセンスな映像感覚!

GTO
“カッコイイOPアニメ”というのは、実際のところ数多く存在すると言っていい。毎クール大量のアニメが放送されているのだから、そりゃあハイセンスな演出がほどこされたオープニングは、必ず一つや二つ出てくるだろう。

だがこれから紹介する二本のOPアニメは、今までに私が見てきたOPの中でも、指折りのカッコ良さを誇っていると言ってもいい。
しかも、両方とも“とあるアニメ”のOPである。その作品の名はズバリ……『 GTO 』だ!

神谷・西尾・ラルクな『OP1』

『GTO』で使われたOPは二つある。そのうち前半で使われた方がこの『OP1』だ。
作画は『NINKU』NARUTOで有名な西尾鉄也氏、コンテ・演出は子供向けアニメで活躍している神谷純氏。

映像の内容は、モノトーンを基調とした色彩世界で、今作の主人公・鬼塚英吉のヤンチャっぷりが披露されるというもの。この二つの要素の絶妙なバランスが、他のアニメOPにはないユニークな魅力を放っている。
使用楽曲はロックバンド・L’Arc-en-Ciel『Driver’s High』だ。印象的なギターリフとベースのドライブ感が ユルさとカッコ良さの同居した映像感覚の中に、独特な疾走感をプラスしてくれている。

渾身の都留演出炸裂な『OP2』

もう片方の『OP2』では、コンテから撮影までの工程を、『Gungrave』監督の都留稔幸氏がほとんど一人で行っている。
都留氏はハイレベルな絵作りを得意とする演出家でもあり、その映像世界は『Gungrave』本編14話『NARUTO』の諸OPなどで拝むことができる。

もちろん、その見事な手腕は『GTO』の『OP2』でも発揮されている。
主人公・鬼塚のユルい魅力はそのままに、モノトーンでシンプル&スタイリッシュに締められた『OP1』から一転、歌詞に連動するような構成で物語性を高めつつ、デジタル処理を巧みに使って『OP1』とは違った方向のカッコ良さを追求している。

使用楽曲はロックバンド・ポルノグラフィティ『ヒトリノ夜』
キャッチーでハネた陽気なサウンドと、悲哀のまじった歌詞とのアンサンブルが特徴で、上述の都留演出と重なって筆舌に尽くしがたい魅力満載となっている。
甲乙つけがたいこの2本のOPアニメ、是非とも一度は見てもらいたいものだ。

(C)藤沢とおる/講談社・フジテレビ・アニプレックス・ぴえろ

この記事のライティング担当:あにぶ編集部

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