今回も、前回に引き続き『ハイキュー!!』の主人公・ 日向翔陽 について語っていきたいと思います!
前編では、コートの“外”の普段の日向について書かせていただきましたが、後編はコートの“中”でバレーをしている時の日向の魅力に迫ります。
なんだかんだ言ってもカッコイイ
相方・影山の「トスを上げた先に誰もいなかった」という中学時代のトラウマ。
それは影山にとって、二度とトスを上げられなくなってもおかしくないほどショックだった出来事の筈ですが、日向に言わせれば“そんなことは関係ない”。
「中学の時はそうだったかもしれないけど、だからどうした、おれはどんなトスだって打つ!」と、平然と言ってのけるのです。
怖そうな人にビビッて先輩の後ろに隠れてしまう普段の日向はどこへやら。
やはり物語の主人公というものは、カッコイイ!
加えて、因縁の相手だった影山のことをも100%信じられる純粋さを持っている日向は、少し大げさですが、影山にとって救世主のような存在だったといえるかもしれません。
どんな状況でも負けるつもりは毛頭ない
試合をする以上、初めから負けるつもりでバレーをする人はほとんど居ないと思いますが、日向には人一倍勝利にしがみつく力があります。
たとえ人数ギリギリの即席素人チームでも、どんな強豪校が相手でも、最後の瞬間まで自分のチームの勝利を信じている日向。
“あと一点取られたら試合終了”という状況でも決して諦めないその姿に、恐怖を覚える瞬間さえあるほどです。
コートの“中”での日向
試合中に見せるゾッとするような表情と、貪欲に勝利を追い求めるその様子から、日向は作中で小さなケモノと呼ばれます。
特にチームがピンチになった土壇場での存在感は圧倒的で、「トスをおれに寄越せ」と全身でセッターに訴えかける日向。
日向のチームでの役割は『エースの攻撃が決まりやすいように敵を引きつける囮』ですが、そのあまりの迫力にチームメイトまでつられそうになるのです。
セッターである影山も、エースにトスを上げるのがベストな場面で、囮の日向にボールを上げてしまいそうになるほど。
敵ばかりでなく、味方でさえも翻弄するコートの中の日向からは、一瞬たりとも目が離せません。
9月21日をもってアニメの放送は終了しましたが、原作の漫画は現在も絶賛連載中なので、今後も日向の活躍に期待です!(そして2期、待ってます…!)