女子高生のゆる~いバンド活動を描いたアニメ「けいおん!」
その中で唯一の後輩キャラであり、作中で猫可愛がりされていたのが 中野梓 。先輩たちともなじみ、先輩メンバー卒業回では「卒業しないでよ…」と涙まで流す梓。
しかし彼女がここまで来るには、ちょっとした山場があったことを知ると感動も倍増です。
作中では先輩メンバーと仲良くやっているシーンが大半ですが、それとはだいぶ雰囲気が違う入部当初の姿を振り返ってみましょう。

生真面目な性格ゆえの葛藤
梓の性格はとても真面目。段取りも上手で、ちゃんと予定を立てて動くタイプです。
その性格ゆえに、お茶しておしゃべりばかりしている先輩の姿に、当初は戸惑いを隠せません。
すでにバンドマンとしてのレベルも高かったため、「もっとちゃんとしてるバンドに入ろう!!!」と思い、一度は退部と外部バンドへの加入も考えていた梓。
音楽室をひっそり占領してお茶してるという軽音楽部に対してのそのリアクションは間違ってないんですけどね(笑)
忘れられない新歓ライブでの感動
結局梓は退部を踏みとどまります。
その理由は「新歓ライブの感動が忘れられなかったから」。彼女が軽音楽部に入部したそもそものきっかけはこれなんです。
しかし先輩たちの普段のゆるーいノリとのギャップが飲み込みきれず、感情を抑えきれなくなり泣き出してしまいます。
これも梓の生真面目さがよく表れたエピソード。
梓ほど音楽に詳しいなら引く手は数多です。
「こんな低レベルのバンドでやってられっか!!」とさっさとヨソへ行ってしまえばいい話ですよね。
それでも泣き出すまで悩みに向き合い続ける梓。
猛烈に頭を撫でてあげたくなります。
音を楽しむと書いて「音楽」
感情を抑えきれなくなった梓に、先輩の一人・澪は「このメンバーでバンドするのが好きで、だからいい音になるんだと思う」と声をかけます。
この一言にハッとする梓。
楽しいからやる。この人が好きだから一緒にやる。「音を楽しむ」と書いて音楽。
生真面目さゆえに忘れがちだった音楽の一面を、梓はこの一言で学びます。
ここで初めて「みなさんと一緒にバンドしたいです!」と心が決まった梓。
それ以降、坂道を転げ落ちるように…いえ、いい意味で先輩たちの色に染まり、やがては「軽音楽部はメンバー同士が結束してるから他の人が入りにくい」と言われるくらいに馴染んでいきます。
もし軽音楽部に入らず、入部当初の梓のままだったら…?
想像してみると、梓はきっとこのゆるーい部活を通して何か大事なことを学んだんだなぁ…と感じられますよ。



































