『カレイドスター』目標に向かって頑張る人へ観てほしい

カレイドスター

架空のエンターテイメントショー「カレイドステージ」を舞台にした、サーカスを題材とした作品です。
サーカスと聞くと、上品で華やかな光景を想像しますが、その舞台裏では演者や芸人・裏方のスタッフの必死の努力や苦悩があります。
この作品ではそれらが余すことなく描かれています。
制作にあたって、実在のエンターテイメント集団シルク・ドゥ・ソレイユを参考にしたとの事で、随所にその点が見受けられます。

憧れだけではできない、辛く厳しいエンターテイメントの世界

この作品の見どころ、それはやはり花形と言われるこのような世界は、憧れだけでは到底生き残っていく事はできないという事を、その主題として大きく描いている点にあります。
主人公の苗木野そらは、作中で何度も困難な壁にぶち当たり、そのたびに持ち前の努力と根性で乗り越えていきます。
まさに平成のスポ根を地でゆく作品、それがこの「 カレイドスター 」の魅力。

あらすじ

主人公の苗木野そらが、小さな頃に見た「カレイドステージ」に憧れて入団試験を受けに来るところから物語は始まります。
渡米早々にトラブルに巻き込まれ、試験に遅刻してしまうそら。
遅刻のために試験を受ける事ができず、スタッフのケンの図らいでステージを観覧する事になったそらは、本場の舞台を間近で観るにつれ、憧れを強くします。

そんなそらに、ステージオーナーのカロスは突如として端役の代理としてそらにステージ出演を言い渡します。
スタート時点でのそらは、人よりも身体を動かすのが得意なくらいの普通の女の子。
新体操しか経験がなく、サーカスの基本も知らないずぶの素人で、憧れのステージに出演を果たすも、まともに演技ができず、失敗。
落ち込むそらに光る原石を見出したのか、何故か合格を出すカロス。
こうしてそらの、波乱のキャスト人生が始まります。

すごい 幻の大技

シリーズ前半を通して、「かつて一度だけ演じられた技」という、幻の大技の事が語られ、物語の最終的な到達点であり、そしてそらが目指すべき”目標”が設定されています。
そこに至る過程での挫折と復活のドラマは笑いあり涙あり、観るたびにこの物語の世界に引きこまれてゆくことでしょう。
毎話サブタイトルに「すごい」のフレーズが入るとおり、1話に1回は「すごい!」と思わせてくれるこだわりが沢山詰まった作品です。
かつてプロ野球のイチロー選手は夢や目標を達成するには小さなことを積み重ねることが大事だと言っていますが、この作品の主人公そらの成長もまさにその小さな努力の積み重ね。目標を掲げて頑張っている方に共感していただけると思います。
そんな方におすすめしたい一本です。

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mako

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