『神々の悪戯』神と人間の交流を描いた

神々の悪戯

もしも突然見知らぬ土地に飛ばされて、神様と暮らす事になったら、あなたならどうする?
そんな非現実的で、だけどちょっと憧れる!そんな夢が詰まっているのが「 神々の悪戯 (あそび)」だ。

「箱庭」と呼ばれる場所で

主人公の草薙結衣は、家の蔵にあった剣に、導かれるようにして異世界へ飛ばされた。
実はその異世界は、学ばせる「箱庭」と呼ばれる学校だった。
結衣は、この学園を作った神・ゼウスに日本神話の神、北欧神話の神、そしてギリシャ神話の神6人に「人間について、そして愛について」を教え、理解を得なかった場合にはその学園に全員閉じ込めるというゼウスからの宣告を受ける。最初は驚きはするものの、持ち前のポジティブさで奮闘していく。

個性豊かな神々

実に個性豊かなキャラクターが勢ぞろいしている。
人の感情に疎いものもいれば、いたずら好き、天然、そして「近寄るな、不幸になるぞ」という迷言?も飛び出す始末(笑)
そして、毎回のお決まりとなっているのが「壁ドン」だ。
トトという教師がいて、普段は非常にクールで冷徹なのだが、突然主人公の前にやって来て「壁ドン」をする。
壁ドンとは「男性が女性を壁際まで追い込み、萌えるセリフを言う」というシチュエーションの事。
一見萌える状況なのだが、やりすぎて最早ギャグ化している。様々なバリエーションがあるのでぜひご注目いただきたい(笑)

悩みと向き合いながら

アポロン・アガナベレアは過去、人間の女性と恋に落ち、自分の力を分け与えた。だが、その力を手に入れた事により、その女性は劣等感に襲われ命を絶ってしまった。

また、バルドル・フリングホルニは「誰からも愛される」という力があり、常に誰かが寄ってくるという状態。だがそれは「誰からも愛されていない」という事と等しい。この力により人との距離感に対して非常に敏感であり、そのことでストレスを感じると、我を忘れて神の力を爆発させてしまい、記憶をなくしてしまう。
といったように、神々は一人一人心に問題や悩みを抱えている。
当然ほっておけない結衣であるから、一生懸命に向き合っていく。
その結衣の健気さ優しさに触れる事で、「人間について、愛について」共に学び成長していくのである。

淡い恋心を感じさせるシーンもありつつ、ギャグもありつつの神々の悪戯。
あなたも素敵な神々に導かれ、ファンタジーの世界に浸ってみてはいかがだろうか。