凪のあすから は純粋に誰かを想う気持ちを思い出せる恋愛群像劇アニメ

思春期真っ只中の中学生時代、みなさんはどのように過ごしていましたか?
初恋を経験したり、自意識に目覚めたり、それまでの自分と何かが大きく変わった時期なのではないでしょうか。
この『 凪のあすから 』は、そんな中学生の男女5人を中心とした恋愛群像劇アニメです。
観ればきっと、大人になると忘れがちな『誰かを想う純粋な気持ち』が思い出せることでしょう。

凪のあすから

凪のあすから とは

人間が海の中と陸の上に分かれて生活する、ファンタジー要素を含んだ世界で物語が展開されます。
ずっと海で暮らしていた少年少女たちが、学校の廃校をきっかけに陸の世界と関わるようになり、様々なことを経験していく。そしてその中心には、いつも誰かの恋愛感情が存在する。みんな誰かに恋をしていて、だけど一筋縄ではいかなくて。
切なくて、少しもどかしく、どこか懐かしい気持ちになるアニメです。

すれ違う恋心。凪のあすからのドラマチックな構成

凪のあすからは大まかにいうと、前半13話と後半13話に分かれています。
第一部は、海で暮らす少年・先島光が主人公。光・まなか・ちさき・要の4人は幼なじみで、たくさんの時間を共に過ごしてきましたが、陸で暮らす少年・木原紡と出会って、それまでの関係に少しずつ変化が現れます。
誰かのことが好きでも、その人は自分じゃない他の誰かを好いている。それが分かった時、あなたならどうしますか?
諦める?奪う?それとも、自分の気持ちを押し殺して応援する?
光たちの心境の変化と、一方通行な恋の行方が気になる第一部です。

凪のあすから の中で変わっていくもの、変わらないもの

第一部で小学生だった少女・潮留美海が中心の第二部。
中学生になった美海は、幼い頃から憧れていた光への想いを忘れられずに時を過ごしていた。そんな時、行方不明になっていた光が海で発見され、とまっていた美海の時間が動き出します。
誰かの恋模様を近くで見ながら、自分もその渦中にいることに気づかぬまま進んでいくストーリー。『好き』という気持ちに胸が焦げそうになる第二部も、ラストまで一瞬たりとも見逃せません。

 

透明感のある主題歌や映像美にも定評がありますので、音と絵だけでも十分に楽しめますが、話の内容も決して期待を裏切りません。
純粋に人を想うことができず、見返りばかりを求めてしまう時こそ、是非このアニメを観てみてください。あなたにとっての大切な何かに、気づくことができるかもしれません。