オタク女子 は●●しか着ない、など、プチプライスなブランド名を入れて傾向を測るツイートが出回ったりしたが、オタクの金銭感覚について記述した際にも触れたとおり、オタクたちにとって重要なのは ファッション<萌え であるため、一般的な女子よりもファッションに向ける意識は低い。
しかし、そうなると、それぞれ多用な服装をしているかと思いきや、なぜか一定の傾向が見いだされる。「これがオタ!」と断定するわけではない。しかし、なぜかよくイベント会場で見かける女子のファッション傾向を挙げてみようと思う。
オタク女子定番・パーカー×マキシ丈スカート
なぜかよく見かけるのが、こんな感じ。ファッション雑誌によると、上下のバランスをよくする法則がある。例えば、下半身がマキシ丈スカートのようにボリュームあるアイテムなら、上半身はコンパクトにまとめるのが定説である。
しかしなぜかよく見かけるのは、ボリュームのあるパーカー×夏用とは限らない厚さのあるマキシ丈スカート。なぜボリューム×ボリュームで合わせてしまうのか…更にオタクは残念なことに猫背が多い。そこで、一歩間違うとずんぐりとした外見になってしまう。
コットンレース
やたらとレースがついた服もよく見かける。ポイントで使うのであればなんとも愛らしいコットンレース。しかし、度が過ぎると浮世離れして見える。さらに姿勢の悪さが加わると、服装の華やかさとのギャップが出てしまう。
レースなどの華やかなアイテムは、アクセントとしてポイント使いする程度にとどめた方がいい。
斜め掛け鞄×Tシャツ×ジーンズ
これもオタクに限ったファッションではない。しかし、両手の空く斜め掛け鞄は、グッズを入念に物色したり、人込みや荷物が増えた場合でも柔軟に対応できる。そのため、誰が言ったわけでもないが、オタクには好評のようだ。
Tシャツ×ジーンズも、別にオタクに限ったファッションではない。しかし、ピンとくるポイントはやはり猫背。スポーティなはずのTシャツも途端にヨレて見えてしまう。
問題はファッションよりも姿勢
結論から言うと、ファッションというよりも「猫背」がオタクの象徴のように思える。人間は猫背になると贅肉が付きやすく、そんな状態でアニメや漫画などインドアな趣味に没頭してしまうと、運動不足になり、更に肉付きがよくなる。丸くなった身体では、ボリュームのある服を着るしかないという悪循環も見られる。近年は「こいつがオタクだと…!?」というような、モデル並みにハイセンスなオタク女子や、可もなく不可もなく、どう見ても一般人にしか見えない完全なカモフラージュに成功するオタク女子も増えており、いやぁ、オタクの層も拡大したなぁ…と時代の移り変わりを実感する日々である。