『Over Drive』心臓が火傷する熱い自転車ものアニメ

OverDrive

初めて自転車に乗れたとき、みなさんはどんな気持ちでしたか?
ペダルを漕げばどんどん知らない世界が広がって、気がつけば帰り道が分からなくなるほど遠くへ行ってしまったこともあると思います。

『 Over Drive 』はそんな情熱を呼び起こしてくれます。

「僕に生きることの意味を教えてくれたこの乗り物が好きです」

しがない高校一年生篠崎ミコトは入学早々、不良グループにパシリにされる。夢見ていた高校生活とは違い、自分にできることを探していた。そんな中、隣の席で片想い中のクラスメイト深澤ゆきに「自転車部に入らない?」と誘われる。
自転車に乗れないミコトはその場から逃げ出してしまうが、好きな人のために変わろうと必死に自転車に乗る努力をする。そして、ロードレースに参加するほどの成長を遂げる。

「心の強さ」が大きいほど自転車の世界では強力な武器になる。
ミコトは経験不足を心の強さでカバーし、全力でペダルを漕ぎ続ける。
いつしかミコトは自転車に乗ることが生きがいとなり、
世界最大のロードレース『ツール・ド・フランス』を目指すのだった。

Over Driveの魅力

人間関係が深いほどキャラクターが記号ではなく人間に見えるようになる(持論ですが)。Over Driveはその点が凄く良く出来ていると思います。
作者の安田剛士先生は人間ドラマに力を入れて描いたそうなので、キャラクターたちが泣けばつられて泣くような、そんな魅力がたくさん詰まっています。名言・名シーンがブレーキを踏まずに何度も飛び込んでくるので涙の水溜りをつくることになります。

ただ、そのぶんロードレース経験者の方はリアル感に欠けるかもしれませんが……。
いやいや、そんなことありません。
真剣な彼らを見て、ただただ泣くだけです。

Over Drive の個人的な注目ポイント

主人公・篠崎ミコトを演じるのは大人気アニメ『進撃の巨人』のエレン・イェーガーを演じた梶裕貴さん。梶さんの初主演となる演技はとても初々しく、キャラクターに合っていて作品をより楽しめるようになっています。
少年カミカゼが歌うオープニングテーマ『WINDER~ボクハココニイル~』も名曲です。
18話の途中でこの曲がBGMとして流れるシーンは思わず発狂するほど。1話で切るなんてもってのほかです。です。

自転車に乗るとWINDERを鼻歌に、気がついたら坂道を登っている。
きっとアニメを観終わった後、そんな素敵な気分にさせてくれますよ。
アニメは原作の途中で終わるのですが、続きが知りたくて単行本を全巻揃えてしまうほど虜になっている、と断言します。

弱虫ペダルもいいですが、Over Driveも忘れずに!

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あにぶ編集部

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