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高校入学早々、クラスメートの前で1人風変わりな自己紹介をする少女がいた。彼女の名前は涼宮ハルヒ

「ただの人間には興味ありません!この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたらあたしのところに来なさい!以上!」

とマンネリとした日常に苛立ちをつのらせている……ここからはじまるストーリーが 涼宮ハルヒの憂鬱 なのだ。

涼宮ハルヒの憂鬱 の魅力とは?

 

『 涼宮ハルヒの憂鬱 』が放映されてからだいぶ時が経つ。しかしこの作品の人気は衰えるばかりか、様々なアニメに影響を与え続けている。

作中にはメインヒロインである涼宮ハルヒを初め、個性溢れる美少女が登場する。
キャラクターもこの作品の魅力のひとつである。だが、他にも人を惹きつける要素があるはずだ。それはいったい何なのか?

涼宮ハルヒの憂鬱 はマンネリとした日常からの脱却

第1話を見てみる。かなり変わった考えの持ち主であるハルヒと、クラスメートであるキョン。この二人の非日常を求めた学園ラブコメディが展開されるかのように想像できる。

しかし、話が進むにつれて実際に、宇宙人である長門有希、未来人の朝比奈ミクル、超能力を使う古泉一樹などが登場してくるのだ。
そしてハルヒは、キョンや彼らと共に

 

宇宙人や未来人、超能力者を探し出して一緒に遊ぶことを目的とした部活

「SOS団」

 

を立ち上げたことから、物語は学園SFラブコメディへと一変する。

物語は一応(?)主人公であるキョンのナレーションにより進行する。キョンはただの人間である。この作品を観ている私たちの大部分はおそらくキョンと同じただの人間であろう。

ただの人間であるキョンを、物語の進行役兼主人公というポジションにおく。その結果、視聴者は物語に感情移入しやすくなる。

そしてマンネリ化した我々の日常に「こんな非日常があったらいいな」というスパイスも同時に与えてくれるのであろう。

ハルヒダンス

『涼宮ハルヒの憂鬱』のエンディングアニメは、ハルヒ役の平野綾さん、ユキ役の茅原実里さん、ミクル役の後藤邑子さんが歌う「ハレ晴レユカイ」。この曲に合わせ、主要キャラクターたちが踊るといったものだ。

このエンディング曲は当時、インターネットを通して大ブームを巻き起こし、
オタク層だけでなく、アニメに興味のない層にもアニオタになるきっかけを提供したことで知られている。

そして、ニコニコ動画やYouTubeなどの動画投稿サイトで今で言う「踊ってみた」のように、
ダンスを披露する者もこのアニメをきっかけに増加した。

また、このテーマソングに合わせ、メインキャラクターたちが踊るものに、『らき☆すた』の「もってけセーラーふく」などが挙げられるが、これらはやはりハルヒダンスのブームの影響を受けていると考えられる。

涼宮ハルヒの憂鬱 を見た多くのオタクがギターを手にした

『涼宮ハルヒの憂鬱』の見どころとして、もうひとつだけ紹介しておきたいものがある。
それは、涼宮ハルヒDVD第6巻に収録されている「ライブアライブ」(第26話)という話だ。

ひょんな事件がきっかけで、ハルヒとユキは学園祭でENOZというバンドのサポートメンバーとして「God knows…」と「Lost My Music」という2曲を演奏することになる。

この回で注目されたのは、バニーガール姿でギターを抱えたハルヒと、その横で魔女のコスプレをしながらリードギターを弾くユキである。

作画に熱が入っているライブシーン

ライブシーンは作画に熱が入っており、ライブの臨場感がヒシヒシと伝わってくる。
シリーズ全編を通して観ても、非常に気持ちがいいシーンだ。

メインボーカルはハルヒ役の平野綾さんなのだが、かなりロックな声を轟かせており、
聴いていて爽快感を味わえる。
しかし、オタクたちの目がいったのはボーカルではなく、むしろユキが弾くリードギターパートだろう。

このユキの劇中プレイに影響を受けた、ギターを弾けるオタクたちは即座に耳でこの2曲をコピーした。そして、やはりニコニコ動画やYouTubeに投稿するのであった。まあ、上手いかどうかは別として……。

一方、劇中のライブシーンや、弾いてみたに感化されたギターを弾けないオタクたちは、近所の楽器屋で初心者ギターセットを購入。そして多くの者は挫折していった。

これらの哀れなギターたちはきっと、けいおんの放映が始まるまで、部屋のオブジェとして飾られていたことだろう。

非日常を感じることができるだけでなく、劇中のダンスを踊ったり、曲をギターで弾いてみたりしてみたくなるのも、
『 涼宮ハルヒの憂鬱 』の魅力である。
ルーティーン化した日常に退屈を感じているのであれば、一度『涼宮ハルヒの憂鬱』を観てみてはいかがだろうか。

京アニ内「涼宮ハルヒの憂鬱」紹介ページ

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