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涼宮ハルヒシリーズ待望の新作であり、劇場公開された作品が『 涼宮ハルヒの消失 』です。

初めてこの映画を観たときは、感動のあまり傘を持ち帰るのを忘れ、土砂降りの中、「やれやれ…」と呟き歩いて帰りました。

映画に多大な影響を受けておりました。イメージ中では自分=キョンでした。キョンが土砂降りの中歩いているよ、と。
翌日、風邪をひいてお前の頭がやれやれだと、1人頭を抱えたのはいい思い出です。

ヒロインは長門です。それ以外は認めません!

本作品ではクリスマスが迫る冬のSOS団の部室で浮かれる涼宮ハルヒにやれやれと呆れるキョンといういつもの日常から、特に事件も起こらず始まります

涼宮ハルヒが存在するいつもの日常が、一夜明けると、涼宮ハルヒが消失している日常に変化していたのです。そう、なんの前触れもなく…。
変化したその世界には、存在しなければいけないはずの涼宮ハルヒは消失しているのに、存在してはいけないはずの朝倉涼子が涼宮ハルヒに変わり存在する世界になっていました。

その世界は涼宮ハルヒが消失していますので、彼女が設立したSOS団はありません。

だから、SOS団団員で未来人の朝比奈みくるやその親友の鶴屋さんはキョンのことを知りません。SOS団団員で超能力者の古泉一樹にいたってはクラスごと存在が消失していました。それ以外にも、風邪が流行っている、彼女ができたと浮かれていた谷口は風邪をひいてグロッキーなどのわずかな差異がある程度で、ほとんどは改変前の世界とは変わりません。ですがそれだけです。…それだけでした。

ただ唯一、宇宙人である長門有希のみが変わらず文芸部の部室(SOS団の本拠地)で静かに本を読んでいたのです。しかし長門もキョンが知る長門ではなく、普通のもの静かで内気な女子になっていました。

キョンはハルヒを選ぶのか長門を選ぶのか?

とある切っ掛けからキョンは、元の世界に戻ることができるチャンスを手に入れます。
しかし、元の世界でのハルヒとの日常を選ぶのか、それともこの改変された世界に残るのか、選択を迫られキョンは自問自答をします。
本当はどっちの世界がいいのだろうか…と。
このキョンの自問自答にも工夫が凝らされており、本心をあまりみせないキョンの本心を聞くことができます。

長門有希ちゃんの消失

涼宮ハルヒの消失のスピンオフ作品で、本作ではキョンが映画本編とは別の選択をした未来を描く漫画です。
現在、テレビアニメ化計画が進行中の作品でもありますので、是非ともこちらもチェックしておきたいですね!

最後に長門有希役の茅原実里さんが歌うエンディングテーマの優しい忘却も必聴です。

 

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