ドイツ軍の最高傑作ライフルをモデルアップ!タナカ モーゼル Kar98k レビュー

世界各国でライセンス生産され、1898年の登場から現在まで使用されているこのモーゼルKar98Kを、タナカワークスがガス式ボルトアクションとして余すところなく再現!本体重量は実銃とほぼ同じの4キロを再現している。それもその筈、このタナカ製モーゼルKar98Kの主要各パ−ツはそのほんとどすべてが金属製で構成されいて、木製のストックも丁寧に仕上げられたものが採用されている。さすがはモデルガン製造の歴史が長いタナカ製品だ。長いモデルガン製造で得たモデルガン製造のノウハウがこのタナカ製モーゼルKar98kにすべての注ぎ込まれているといっても過言ではない。

THE リアル!タナカ モーゼル Kar98k

タナカ製モーゼルKar98Kの利点は、「ボルトアクション」が実銃と同様に非常に軽い事にある。モデルガン、いや実銃とほとんど同じような感覚でボルトコッキングをする事が可能になっている。これは、タナカ製モーゼルKar98Kの発射ソースがフロンガスであり、エアー圧縮式ボルトアクションのようにポンプを圧縮する必要がない。

マルシンから発売されているモーゼルKar98Kでは、カ−トリッジにBB弾を装填して射撃をするタイプのもので、弾薬装填→ボルトコッキング→射撃→排莢と一連の作業では「銃を撃っている」という雰囲気はバッチリだた。問題は、マルシン製Kar98Kは今回のタナカ製モーゼルKar98Kとは違い、「エアー式ボルトアクション」だった点だ。ボルトコッキングにはある程度の腕力とコツが必要な為、発射するまでの工程は非常に疲れるものだった。必然的に発射間隔は遅くなり(撃てば撃つほど体力の限界的に発者速度が低下する)、サバイバルゲームなどでは活躍できない場合が多かった。

その点、ガスボルトアクションライフルであれば、ボルトアクションが必要に軽い為に非常にスムーズに装填と発射あが可能だし、体力低下による発射速度の低下もほとんど感じることはない。また、ボルトオペレーション的には、力を必要としないので「実銃を撃つようなスタイル」での装填と発射も可能になる。

銃本体のデティールもリアルでありながら、その「撃ち方」までをリアルに演出する事ができる・・・そんな一丁がこのタナカ製モーゼルKar98Kなのである。

ドイツ軍正式小銃モーゼルKar98Kの歴史

モーゼルKar98Kは1898年にドイツ軍制式小銃となったG(Gwehr)98を元に斬新な機能を充実させた歩兵銃であり、パウル・モーゼル氏 (1838-1914年)が設計した。この優秀な基本設計は世界中の軍用小銃の基本設計に大きな影響を与え、英国のエンフィールド、日本の三十八式歩兵銃、米国のM1908といった軍用歩兵銃に色濃く影響が見られる。

モーゼルKar98kのKarはKarbiner(騎兵銃)、kはkurz(短い)の略語である。これはモーゼルKar98kの設計当初では短めの歩兵銃であることが分かる。ナチス政権下の1935年、ヒトラーによる再軍備計画の一環としてモーゼルKar98Kが採用・配備されて、それ以降はナチスドイツ軍の代表的な歩兵銃となっていくことになる。

第二次世界大戦後、ナチスドイツ政権は崩壊したが、モーゼルKar98kを含め多くの兵器類はその使命を終える事なく、その所有者を変えて世界各地で活躍することになる。モーゼルKar98Kは、戦後も世界各地の紛争地域で使用され続けて、現在においてもドイツ国境警備隊や東欧の警察機関、アフリア地域でも数多く使用され続けている。もちろん、民間マーケットでもモーゼルKar98Kのコレクション性は非常に高く、アメリカ国内の取引では当時のドイツ製軍用小銃時代のものはプレミアコレクションとしてかなりの高額で取引されている。戦後にはモーゼルKar98Kのコマーシャルモデルも生産されており、命中精度が高く故障が少ない「お得なライフル」として、多くのハンターやガンファンが所有している。

19世紀の終わりに開発されたモーゼルKar98Kは、21世紀の現在に至るまで世界中で軍隊や警察などの公的組織、ハンターや趣味人などその両方の人々に愛用されている「息の長い優れた歩兵銃」なのである。

モデルガンクォリティを実現したタナカ製モーゼルKar98K

タナカ製品ろ言えば、長年「長物モデルガン」を数多く発売を続けている。金属製のライフル系モデルガンが製品ラインアップが多くを占めており、それらの製品のディティールやスケ−ル精度は申し分ない。そんなモデルガン作りで蓄積された高い技術は、今回発売されたモーゼルKar98Kにも余す所なく発揮されている。

外見上で強いて問題があるとすれば、木製ストックの仕上げが「非常にきれいな事」が挙げられるくらいだ。ストックは到底軍用銃とは思えない丁寧な仕上げが施してあり、箱出しでは「軍用銃」といゆよりかはコマーシャルモデルに見えてしまうくらいだ。

タナカ製モーゼルKar98Kの細部に関しては、すべてのパーツが「モデルガン」レベルのデティールで再現されていて申し分はない。各部分の作り込みにおいても、モデルガンファンですら納得せざる負えないモーゼルKar98Kに対する「こわだり」を見せている。

例えば、フロントサイトの覆い(フロントサ−トフ −ド)をは取り外す事がでるし、取り外した状態でウエンデージ・スクリューを回せばフロントサイトの微調整も可能だ。こういった細かい部分の再現能力は、タナカ製品ならでははないだろうか?

数々の部分でこだわりを見せるタナカ製モーゼルKar98Kは、つまりは「モデルガンの外見を持つガスガン」という言い方がピッタリと当てはまる。

タナカ製モーゼルKar98Kへの初弾装填

早速タナカ製モーゼルKar98Kを試射してみることにした。重量感のある金属製マガジンに6mmBB弾を10発装填しフロンガスを注入、そのマガジンを銃本体下部から銃本体にしっかりと差し込む。

第一弾目を装填する為にボルトを起こし手前に引き下げる。「カシャ、 カシャカシャ」と金属の摩擦音を出しながら一弾目をチャンバーへ装填。この一連の作動には、エアー式ボルトアクションとは違ってまったく力は必要ない。実銃と同等の力と行程で装填する事ができるのである。ここはエアー式ボルトアクションには表現できないリアルな感覚である。

緊張の一瞬、そして発射!

引き金を引くと、「パシュ」と勢い良くBB弾が重厚から飛び出した。反動は当然だがまったくない。フロントサイト越しに、直線に飛んでいくBB弾が見える。かなり正確に直線を描いて、約8m先の標的に置いたソフトドリンクの缶に着弾。ソフトドリンクの缶は「カコーン」と後方へはじけ飛んでしまった。

「こりゃそこそこパワ−もあるし、命中精度も高いね!」とアルミ缶に命中させたスタッフが興奮気味に話す。外気温はは約33℃だったが、ガスの気化効率がかなりの良い状態だったのだろう。某有名ソフトドリンク缶の側面は大きく凹んでしまっている。

その凹みに向けてさらにBB弾を撃ち 込んでみたが、7発目で大きく缶に亀裂が入り、全弾撃ち込んだ結果、片面貫通とまではいかないが、アルミ缶自体には大きなダメージを負わせる結果となった。

ボルトコッキング・アクションは1秒間に1回は可能で、装填した全弾撃ち尽すのに10秒くらい必要だった。これであれば、サバイバルゲームでも十分に(しかもノ−マルの状態で)使用が可能だろう。ゲームフィールド内での突然の会敵時にも、敵方に向けて一定の火力を発揮する事ができるだろう。このモーゼルKar98Kに限って言えば、発射パワー的にはノーマルの状態で十分な力が発揮できている。むしろ、ゲームフィールドのパワーレギュレーションに合わせる為には、パワーを落とすカスタムが必要になる場合も出てくだろう。

今回のタナカ製モーゼルKar98Kのレポートでは、HOPについては、十分な射撃スペースが確保出来なかった為にテストは実施できなかった。レポートでは触れていないが、タナカ製モーゼルKar98Kにもきちんと可変HOPが搭載されているのでご注意頂きたい。マイナス工具(コイン等で代用可)で調整する方式で、少々不便ではあるが、モーゼルKar98K本体を分解する事なく調整する事が出来る。

トリガーガードの部分に違和感なくHOP調整ネジが隠れるように設置してあり、外見上はHOP調整ネジがとは分かり難くなるように設計されている。実銃のモーゼルKar98Kフォルムを壊すことなく、BB弾を発射するおもちゃギミックを組み込んでいくタナカの設計力の高さを再認識させられるのは、こういった小さな部分であったりする。

次回新製品は同じ発射システムを採用したレミントンM700がラインアップされている。大変興味をそそられるラインアップで、発売すればこちらもレポートをお届けする予定だ。

収集データー

 本製品データー実銃データー
名  称MAUSER KARABINER 98 K
MAUSER KARABINER 98 K
メーカー株式会社 タナカ
MAUSER
主要材質亜鉛合金 合成樹脂 木材
Fe Wood
銃身長1100 mm1110 mm
全  長577 mm600 mm
重  量4000g3900g
口  径6mm7,92 x … mm
初  速120 m/s(0.2g)775 m/s
パワー値1.40J(規制後0.91J)4956J
照準具なしなし
パワーソースフロンガス134a装  薬
給弾方式マガジン給弾方式マガジン給弾方式
発射速度練度による練度による
発売日 
撮影日2003年9月 2日
購入店店頭購入
実売価格48,720円(消費税込)
ポイントスター
★★★☆☆

外部リンク

Wikipedia(Kar98)

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この記事のライティング担当:こんちゃねさん

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