宇宙兄弟 は夢を追いかけるすべての人に観てほしいアニメ

子供の頃の夢って覚えていますか?
野球選手になりたい。アイドルになりたい。正義のヒーローになりたい。
大人になるまでは当然、それらは叶うものだと信じて疑わなかったはずです。
しかし、自分のやりたいことはこんなんじゃないと。生活費を稼ぐため、世間体を気にして惰性で働いている人もいるかと思います。

宇宙兄弟 では夢を叶えた人、夢破れた人の両方が描かれています。
夢に対する姿勢や、夢に挑戦したことで生まれた絆や経験が次の人生に繋がっていく姿は感動を与えてくれます。

 

 

宇宙兄弟 はどん底から宇宙飛行士を目指すストーリー

ドーハの悲劇の日に生まれた不運に縁がある男、南波六太。野茂がメジャーでノーヒットノーランを達成した栄光の日に生まれた弟、南波日々人。子供の頃に交わした“兄弟で宇宙飛行士になるという夢”。しかし、宇宙飛行士になれたのは日々人だけでした。

31歳になった六太は突然、日々人を侮辱した上司に頭突きをして自動車開発会社をクビになります。
また、それが原因で再就職も難しく、無職のまま途方に暮れていました。
「兄とは常に弟の先に行ってなければならない。それが兄としての務め」と豪語していた六太でしたが自分が置かれている状況に悔し涙を流します。

さて、そんな次への一歩も踏み出せずにいた六太に吉報が。
宇宙飛行士選抜試験の書類選考を通過していたのです。
日々人の約束を果たすため、夢を叶えるために、六太の挑戦が始まります。

リアリティが半端なくすごい!宇宙兄弟 の魅力。

宇宙に関する専門用語や、宇宙飛行士になる前の職業についてはもちろんのこと。
JAXAがどんな人材を求めているのか、どんな試験が行われているのかがリアルに描かれていて、六太を通して自分も試験を受けている感覚を味わえます。NASAでの訓練も、月に行くためにこれだけ努力しているんだと、普段知ることのない部分が見られるのでとても新鮮で面白いです。
これだけでも取材力や資料の読み込みが圧倒的なのですが、登場人物の作り込みはそれ以上に感じます。
一人一人の深い人生観が衝突して生まれるビッグバンで感動が無限に膨張していきます。しばらく心が無重力状態になる感動旅行が待っています。
毎度のように悲劇に見舞われる六太が逆転していくストーリー展開に、続きが気になってロケットが飛ぶ速さで99話(最終話)まで観ていることだと思います。

是非、宇宙規模の面白さを体験してみてください。

 

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