ガンダムSEEDシリーズに登場する2種類の強化人間「ブーステッドマン」と「エクステンデッド」。
どちらも地球連合軍の強化人間ですが、もしも彼らが戦った場合どちらが強いのでしょうか？少し考えてみましょう。
「 ブーステッドマン 」と「 エクステンデッド 」とは？
「ブーステッドマン」は「機動戦士ガンダムSEED」に登場した強化人間です。手術で脳や分泌腺にマイクロインプラントを埋め込んだ上で特殊薬物を使用することで、ナチュラルでありながらコーディネイターと同等の戦闘力を発揮することができます。
心理コントロールにより戦闘への恐怖を感じないようになっており、凶暴性も高い反面薬物の効果が切れると凄まじい禁断症状に苦しむ、判断力が低く暴走しがちといった欠点もありました。
一方、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場した「エクステンデッド」は主に精神操作を中心とした強化がされた強化人間です（薬剤による強化も一部されています）。「ブーステッドマン」に比べ精神が安定しており、潜入工作といった任務も行なえます。
弱点としては定期的に精神調整を受ける必要がある（その際、任務遂行に不要な記憶が消されてしまう）、「ブロックワード」と呼ばれる言葉（個別に存在し、本人たちにとって一種の「禁句」）を聞いてしまうと恐慌状態に陥るなどといったところでしょう。
[kanren postid=”56159,56648″]彼らが戦うとどちらが強い？
単純な戦闘力でいえばほぼ互角な「ブーステッドマン」と「エクステンデッド」。
「エクステンデッド」の精神調整は「ブーステッドマン」の薬物投与ほど頻繁である必要がないため、長期戦となれば間違いなく「エクステンデッド」に軍配が上がります。また、数人対数人の共闘である場合も、精神面で安定した「エクステンデッド」が有利でしょう。
では「ブーステッドマン」はどのような場面で有利なのかというと、まずは「超短期決戦」の場合が考えられます。死や戦闘への恐怖がほぼ皆無な「ブーステッドマン」の戦い方は、彼らよりは冷静な「エクステンデッド」を凌駕するかもしれません。
また、何らかの方法で「ブロックワード」を聞かせ、「エクステンデッド」を戦闘不能状態にさせてしまうという手もあります。
ちなみに…
「帰ってきちゃったSEED120%」という専門番組によれば、地球連合軍には様々なタイプの強化人間が存在しているようです。
「SEED DESTINY」本編ではロドニアの研究所が取り上げられましたが、他にもあちこちに研究所が点在しているんだとか。
いずれにせよ、非常に強力で厄介な存在であるということですね。
