異能ファンタジー「無彩限のファントム・ワールド」が面白い!この世界は不思議な幻影に満ち溢れている。

「無彩限の ファントム ・ワールド」は2016年1月から3月まで放送されていたテレビアニメ。

不可思議な存在が見える世界は何が起こっても不思議じゃない!この世界の真実を知る。
幻影が現実になる!そんな世界に一度でいいから行ってみたいと思う!?

そんな「無彩限のファントム・ワールド」の主要キャラ3名の紹介とオススメ回。そして筆者がこの作品で感じた魅力を綴っていこうと思います。

ファントムと幻影操作能力者の関係性

21世紀。バイオテロの影響で不思議な生物「ファントム」と呼ばれる不可視の存在が人間にも見えるようなる。しかし、そのファントムの中には人間に危害を加える者も現れる。国防省は、それに対抗できる力を持つ特異能力者「幻影操作能力者」を集めチームを結成する。そして、チームはファントム退治依頼を受けて戦う。

「幻影操作能力者」は晴彦や舞や玲菜。このコラムでは紹介していない、一匹狼「皇義 千聖」。アニメオリジナルキャラクターとして晴彦の傍にいるファントム「ルル」。内気な小学生「熊枕 久瑠美」など個性豊かなメンバーが登場します。

まるで晴彦たちがヒーローでファントムが悪役のように思った方もいらっしゃるかもしれません。
でも「無彩限のファントム・ワールド」は、必ずしも戦いで決着をつける訳じゃないところがいいんですよ!

知識はあるのに体力ないダメダメ男子・晴彦

部屋の壁が本棚だらけなほどの本好きで雑学が得意。しかし、その雑学はファントムと戦う時には無関係な知識ばかり。その結果、仲間から「残念知識の持ち主」と言われている高校1年生。

運動神経がまったくなく、少し走っただけで息切れを起こすなど体力もない。なんとも頼りない部分が目立ちます。しかし、その膨大な知識を活かしてファントムの特性や弱点を見抜く観察眼。実は意外と頼りになる存在でもあります。

スケッチブックにファントムの絵を描くことによって、ファントムを封印したり、自分の血や絵具を触媒にして、使い魔「マルコシアス」などのファントムを召喚することのできる異能「アブラメリンの指」を使用できるがよく召喚に失敗してしまう。

また手のひらサイズの妖精ファントム・ルルが常にそばにいるが、彼女の起こすハプニングに巻き込まれることも多いですが何でも言い合えるほど仲良しです。

そんな晴彦の家庭環境は複雑でとあることがきっかけで子供返りを引き起こし、ショタ晴彦の面倒を見ることになった舞との”ショタおね回”となった11話「ちびっ子晴彦くん」可愛いくて面白くて感動できるオススメ回です。

頼れるお姉さま・舞

晴彦が所属する脳機能エラー対策室チームEのリーダーでホセア学院高等部2年の大きな胸と泣きぼくろがポニーテールがチャームポイントのクウォーター「川神舞」

チームEになるまでは、あらゆる作戦を自己中心的な言動や行動でチームワークを乱してしまい、その身勝手さが原因で誰も彼女とチームを組みたがらなかった。今でも晴彦や玲奈を振り回すこともしばしば。

だた、ファントムとの戦闘においては、考えるより先に行動する体育会系であり、徒手空拳を駆使してとファントムの弱点属性を自身の肉体に付与する「五行の氣」で戦う。強敵とも渡り合える実力を持っており、負けず嫌いで頼れるお姉さま的な存在です。

そして、舞さんのオススメ回と言えばですよ!
なんといっても氣を練る胸揉みシーンや1話の「ファントムの時代」のリンボーダンスに挑戦するシーンです!自然と胸に目がいくように狙ったとしか思えないアングル「おお~!」と印象深いものでした。

でも、それだけじゃありません。第3話「記憶コピペ作戦」もオススメ!1人で泣いていた舞に手お差し伸べてくれた救いの手…幼い頃のおぼろげな記憶が導く運命の戦いが待ち受けていたり胸が熱くなるがあります

食べることが大好きなお嬢様・玲奈

お嬢様のような丁寧な言葉づかいと振る舞いとは裏腹にとにかく大食いな編入生。

大口を開けてファントムを食べることでファントムを封印できる「ファントムイーター」の能力を持つが、何でも食べるというわけではなく食べたくないものは食べない。

怪我を治すなど治癒能力も持っているほか、ほとんどの能力者は能力を使う時に「パロール」という呪文を唱える必要があるが彼女は無詠唱で扱える。
彼女がチームEに加入した事によって、晴彦の封印能力がほぼ必要なくなってしまう。

合気道を習っていてよく晴彦を「無礼者っ!」と言って、条件反射で投げ飛ばすも実際は仲が悪いわけではないものの、それ以上に舞のことを「お姉さま」と慕って懐いている。

そして、玲奈はしつけが厳しい家庭で育ったため、行かせてもらえなかった「食べ放題」に行った際は、どの小柄な身体からは想像できないくらいの大食いっぷりを披露している。

第4話「模造家族」で玲菜は悩みを抱えており、メルヘンな幻想世界へ誘われてしまった彼女を助けようと奮闘する晴彦そこから見えてきた2人の共通点…。晴彦のカッコいい一面とウサ耳玲菜ちゃんが可愛い…なんという破壊力!一話で二度楽しめるのでオススメですよ!

ファントム出現には必ず意味が込められている!

筆者は「無彩限のファントム・ワールド」をリアルタイムでアニメを視聴していたのですが、「ルル」と「熊枕 久瑠美&アルブレヒト」がアニメオリジナルキャラクターなの???と声を出して驚きました。放送当時は全く知りませんでした。

特にルルは最初から最後までかなり出番の多いキャラですし、晴彦とのコミカルな掛け合いもすごく自然でおしろい!と思っていたので超意外でした。

この作品ですごくいいな~と思うところがあります。それは「ファントム=敵ではない」ことです。
人間なら誰でも持っていて当たり前の記憶や悩みなど自身の感情に左右されて答えの出ない曖昧な部分がファントムとして出現しますが、問題と向きあうことで「和解」という道がある事です。

ファントム側にも理由がある

舞、玲菜、晴彦に関係するファントムは「そうか、君はそれが伝えたかったのね…。」とファントム側にも理由があり、切ないな…と思ってしまう回があります。個人的には「模造家族」で現れたファントムが玲菜に言った言葉がグッときました。

そうして、お互いを知っていく事で、チームEは最初こそ連携の取れないダメダメチームでしたが、いざと言う時は大切な仲間を守りきれる最高のチームに成長していくとこもイイところですね!最期になりますが筆者が大好きな舞の「五行の氣のバロール」でお別れです。

「五行の脚、五氣を増し、護身を打つ。いざや!破邪顕正に挑まん!」

この力強いパワーワードをこれでもかと詰め込みました!的なバロール大好きです。「無彩限のファントム・ワールド」オススメですよ!

文章:あそしえいつTA

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TVアニメ「無彩限のファントム・ワールド」公式サイト

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