『プリパラ』の” 北条そふぃ ”はクールだけど護ってあげたい女の子?

『プリパラ』とは、2014年7月5日から放送されている女児向けのアイドルアニメ、及びアーケード筐体です。「i☆Ris」という声優・アイドルユニットのメンバーを主要キャラクターのcvにあてたり、OP1~7を担当させたりしていることでも知られている作品です。春から『アイドルタイムプリパラ』という新シリーズも始まります。

今回は、そんな『プリパラ』に登場する主要キャラクターの一人、” 北条そふぃ ”(cvは久保田未夢さん)というアイドルについて触れていこうと思います。

北条そふぃ は超人気アイドル

北条そふぃ は、主人公・”真中らぁら”、ヒロイン(?)的存在である”南みれぃ”と同じく、私立パプリカ学園所属している中学生です。

彼女のアイドル歴は長く、なんと9才の頃からアイドルをしています。プリパラ(誰でもアイドルになれる仮想空間のようなものです)では超人気アイドルとして知られていて、初登場時はクールでカッコイイ雲の上のような存在でした。

生まれながらの天才ともされていて、レッスンをせずとも歌もダンスも完璧にこなすという超人です。

まあ、初期の頃からいるキャラクターなので、後から出てくるキャラクターが成長していく主要キャラクターに対抗するべく、急激にレベルアップしていくのを見ると、天才感が薄れてしまうのですが――130話の時点でも、”すべての実力を出し切れていない天才”扱いをされていますので、そこはまあ大目に見てやってください。

とにかく、彼女は”努力?なにそれ?”というレベルの天才だったのです。

だけどその実態は超虚弱体質?

しかしその正体は、気が抜けると空気が抜けた風船のようにしぼんでしまう、虚弱体質のボサボサ頭でした。

そふぃは、何故か「レッドフラッシュ」と呼んでいる梅干しを口にすることで、一定の間超人モードになれるのです。

なんだそりゃ?

という感じですが、『プリパラ』はギャグの濃いアニメなので、突っ込むだけ無駄です。

普段はクールでカッコイイ強キャラ、だけど素は介護が必要なレベルの虚弱っぷり。そんな、物凄いギャップを持った少女なのです。

アニメ序盤では、そふぃの成長が強く描かれている

変わるのは見た目や立ち振舞いだけではありません。

レッドフラッシュ接種後のそふぃは、

「いい子にしてたかしら? 私の籠の小鳥ちゃん達」

「私はそんなにいい子じゃなかったけどね……」

という、クールで厨二っぽい(?)発言をしています。けれどレッドフラッシュが切れると、「ぷしゅ~」という気の抜けたセリフが口癖になります。

彼女の親衛隊は、この状態を「ファンシーモード」と呼んでいます。

当初のそふぃは、この「ファンシーモード」を隠していました。しかし、らぁら達と出会い触れ合ってからは、この素の状態を周囲にも見せるようになります。また、素の状態でもいろいろな活動ができるように、努力もしはじめます。

ライブ時のカッコイイそふぃも素敵だけど、健気に頑張る弱々しくも強いそふぃもまた魅力的です。そして、それを見守り、時には手助けする親衛隊や周囲の人々とのやりとりもまた、彼女の魅力をより一層高めるのです。

 

そんなそふぃは、主人公であるらぁらや、主要メンバーの一人であるレオナとセットにして語られることが多いです。実際、そふぃの成長に大きく関わったのはらぁらです。けれどもファンの間では、らぁらと一番親しいのはそふぃではなくみれぃ! みたいな声が強い気がします。逆を言えば、みれぃと一番親しいのはらぁら、ともなるわけです。

けれど、そふぃとみれぃ(そふぃみれ)の関係もまた素晴らしいのです。

『プリパラ』のアニメを見るときは、そふぃのギャップや成長を楽しむだけでなく、そふぃとみれぃのやり取りにも注目してみてください。

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