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『とある魔術の禁書目録』自称不幸少年『上条当麻』は本当に報われない程不幸なのか?

「キャラペディア」内にてアニメファン10000人に聞いた「報われないもっとも不幸なアニメキャラ」というランキングが発表されました。

その1位に輝いたのは『 とある魔術の禁書目録 』の主人公である「上条当麻」だ。

彼は根っからの不幸体質で、子どもの頃から陰湿ないじめに遭い大人達からも疫病神と蔑まれ、マスコミに見世物として晒されたり能力開発では無能力判定を受け、行きずりのシスターを助けたら頭をかじられたり…さらに描写されていないだけで大小さまざまな日常的な不幸に見舞われています。
彼の不幸の正体は、右手に宿った異能の力である「幻想殺し」と呼ばれるあらゆるものを「打ち消す」力の副作用によって、運気まで「打ち消されて」しまっているからなんです。

これだけ聞くととても不幸そうな上条少年、今回はそんな彼をフューチャーして本当に報われていない不幸な人生なのかを検証していきたい!

羨ましいカミジョー属性

彼の壮絶な人生の分岐点となったのが「インデックス」との出会い。
10万3000冊の魔道書を脳内にすべて記憶している「禁書目録」という過酷な役割を担う少女、それゆえにあらゆる組織から追われている存在でした。

正義感のかたまりのような性格の上条は、インデックスを命がけで保護しますが、以降様々な事件に巻きこまれるようになっていきます。
事件に巻き込まれる中で彼はいろいろな「女の子」と仲良くなっていきます。そう、彼はハーレム体質(通称「カミジョー属性」)も持ち合わせた少年なんです。
はたからみるととても羨ましい属性をお持ちですが、誰かと恋仲に発展するわけでもなくただただ女の子に振り回される上条少年。
たまにラッキースケベを発動しますが、確実に殴られたり(時には電撃で殺されそうになったり)しています。
女の子に囲まれてるのにどこが不幸だ! 女の子に殴られるなんてご褒美だ!などといわれていますが、上条少年にとっては不幸なことなのかもしれない…

正義感のかたまり

さて本題である彼が「報われていないのか」という点。
上述の通り、見ず知らずのシスターを命がけで助けたり、いつも自分を襲ってくるビリビリ中学生を守ったり、困っている人間を絶対に放っておけない性質の上条少年。
しかし、人助けの末に事件に巻き込まれることを「不幸だ」と嘆いたことは一度もありません。
むしろ困っている人を救うことができたことを「幸せだ」と叫ぶくらいに、究極のお人よしな彼は確かに不幸なのかもしれないが、決して報われていないわけではないのかもれない。
原作を読むとより彼の不幸度合いがわかりますが、願わくばアニメ第三期の放送をして彼の「不幸」っぷりをもう一度堪能したいところだ。

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