絶望した!全ての絶望少女を紹介出来ないことに絶望した!!
久米田康治さんによる漫画「 さよなら絶望先生 」は2007年、2008年、2009年にアニメ1期、2期、3期が放映されました。
男性教師の「糸色望(いとしきのぞむ)」は自分の名前をくっつけると「絶望」になることから「絶望先生」と呼ばれており、とてもネガティブで事あるごとに「絶望した!」と叫びます。
彼の受け持つクラス「2のへ組」には一癖も二癖もある生徒が多数存在し、毎回様々な騒動へと発展します。でも、みんなとっても可愛いんです…!推せるんです…!!
今回は「 さよなら絶望先生 」に登場する絶望少女の中から、筆者が推しているキャラクターをご紹介します。
加害妄想少女、加賀愛
被害妄想という単語はよく聞きますが、加害妄想、という単語はなかなか聞きませんよね。(多分作中ぐらいにしか登場しない単語です)
「加賀愛(かがあい)」は自分が他人に迷惑をかけているのではないか?と常に自分が「加害者」ではないか、と思い込み「すいません、すいません」が口癖の少女です。例えば、自分が誰かとすれ違った際に相手が小さく咳をした場合、普通は気にも留めないことですが、加賀さんは「自分のせい!?」と思い悩み「私がいると迷惑なので離れていますね」と自虐的な台詞と共に去っていく…そんなちょっと可哀そうな女の子です。
ですが優しい心の持ち主で、雨に濡れている人に傘を差しだしたり、自分から掃除をしたり、本当にいい子なんです!ですが加賀さんにとってはその行動も「自分が他人に恩を着せてしまっている!?」とまた思い悩む種に…
いつも困ったような表情をしているのも可愛くて、おさげがぴょこんと動くところも推せるポイントです!声を担当するのは後藤沙緒里さん。幸が薄そうな演技が絶妙でした!
人格バイリンガル少女、木村カエレ
帰国子女で金髪のとてもスタイルの良い少女。みんながセーラー服を着る中ひとりだけブレザー姿です。なにかあるとすぐに「訴えてやる!」と言い、どこの国の文化かわからない謎の風習を押し付けてきます。ですが過去の経験から多重人格者となり、たまに「木村楓」という大人しい少女になったり、他にも様々な人格を持っています。
そのスタイルの良さから作中ではお色気要員として扱われており、「いけない!カエレ先生」という単独コーナーが制作され、一度しか使われなかったOP「プライベイト・レッスン」は映像も歌も中毒性があり必見です……!カエレ先生としてのカエレは魅力的な大人のお姉さん、といった感じで、もっと出番があってもよかったのでは?と思いました。
声を担当するのは小林ゆうさん。個性的なイラストをよく描かれる小林さんですが、その魅力はアニメ本編でも何度かお披露目しています。キャラと声がよく合っており、そこも推せるポイントです!
ひきこもり少女、小森霧
「小森霧(こもりきり)」は最初は重度の引きこもり少女で、糸色先生の奮闘(?)により家から出てくるようになりましたが、今度は逆に学校に引きこもることになってしまいました。
いつも毛布などにくるまっており、長い前髪からたまに見える顔は糸色先生も認めるほどの美少女です。
アニメでは女性教師の新井智恵とのちょっと意味深な絡みがあったり、糸色先生の甥である糸色交(いとしきまじる)をからかったり、いろんな方面で視聴者の妄想が膨らむ少女です。
とても尽くすタイプであり、糸色先生が諸事情で学校に住むことになった際は家事を行い、先生が自暴自棄になった際もそっと支えるような描写があり、お嫁さんにしたいタイプの女の子ですね。推さざるを得ない!
声を担当するのは谷井あすかさん。そっと囁くような、可愛らしい声が小森さんらしくてとても良かったです!
つまりみんな可愛い!「 さよなら絶望先生 」のキャラ達
今回は糸色先生のクラスの絶望少女たちの中から3人をご紹介しました。改めてアニメを見返すとどのキャラも魅力的かつ個性的で、もっと紹介したい…!と思ってしまいました。(笑)
「 さよなら絶望先生 」出演している声優さんも豪華ですし、時事ネタや風刺ネタ、シャフトならではの演出、など様々な楽しみ方が出来るアニメなので、物語を楽しみながらあなたの推しを見つけてみてください♪
文章:kyouei-のいせ