ガンダムキャラの中でも最も高い人気を誇っているのが、
赤い彗星こと シャア・アズナブル だ。
ファーストガンダムにおけるシャアは、ジオン軍の士官として初登場し、
主人公アムロ・レイのガンダムと死闘を繰り広げたことで知られている。
では、このシャアとはいったいどのような人物であり、
どんな経緯を経て赤い彗星と呼ばれるようになったのか?
赤い彗星 の由来
ところで、シャアが赤い彗星と呼ばれるようになったのは、戦艦5隻をたった1人赤いザクで撃沈したことが始まりである。
彼の赤いザクは通常のザクの3倍のスピードで機動しており、
その姿はまるで、宇宙を駆ける彗星のようであった。それ故に彼は生涯、
赤い彗星のシャアと呼ばれるようになったのだ。
余談:戦艦を5隻撃沈した際、シャアは撃沈した戦艦の船体を蹴りあげ助走をつけることにより、スピードを加速させていたと後付が公式設定として付け加えられている。
父の敵討
シャアの父、ジオン・ダイクンはジオン公国の基礎を作り上げた人物である。
しかし、ジオン・ダイクンはザビ家に暗殺され、政治の実権はザビ家に乗っ取られてしまう。
シャアは父ジオンを暗殺したザビ家への復讐を果たすべく、本名キャスバル・レム・ダイクンを捨て、
シャア・アズナブルを名乗る。
そして獅子身中の虫としてジオン軍に入隊し、復讐の機会を待つのであった。
シャアの名言
(出典:機動戦士ガンダム)
「認めたくない物だな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」
サイド7にて、アムロの乗るガンダムと初の戦闘を行った際、味方ザクが2機落とされた時に呟いたセリフである。
「当たらなければどうということはない」
まだガンダムの操縦に慣れていない、アムロの射撃に対してのひとこと。
どんな優秀な武器を持っていようが、当たらなければそれは宝の持ち腐れなのだ。
そして、このセリフを吐いた後、彼の赤いザクはガンダムに重い腹蹴りを食らわすのであった。
「坊やだからさ」
「ガルマ・ザビは死んだ!何故だ!」
オタクなら一度は言い放ったことのあるセリフであろう。ガルマ・ザビ戦死の責任を取らされ、シャアは所属部隊から左遷されてしまう。
そして、左遷先のバーでシャアはグラスを傾け、ギレン・ザビの演説中継を観ながら呟くのであった。
以上、ファーストガンダムにおけるシャアの簡単なプロフィールなどを紹介させていただいた。次はこのシャアという人物の魅力や、その魅力の裏に隠れたヘタレっぷりなどを紹介していきたいと思う。