ニコニコ動画(公式)でアニメを見てるとき、ネットのスレでアニメの話題が盛り上がってるとき、「ネタっぽいスラング」を見かけることはありませんか?
たとえば
『逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ…ッ!』
『ただの人間には興味ありません』
『Anotherなら死んでた』
とかですね(笑)。
作中のセリフがそのまま定着する例もあれば、ファンの間で言われていたネタがいつの間にか定着することもあります。
今回はそんなアニメ系ネタスラングで最近よく見るネタをご紹介します!
前編となる今回はこの2つからです!
『リドルなら生きてた』
元ネタ作品:『悪魔のリドル』(2014年春)
まずはこれです。すっかり定番ネタになった『Anotherなら死んでた』の逆バージョンですね(笑)
元ネタ『悪魔のリドル』とは、ある学校に集められた殺し屋達がある一人の生徒を殺すように指令が下り、成功した者にはどんな報酬でも約束する…という非常にシリアスでハードボイルドな作品。
そのストーリーから「もはや全滅不可避化か!?」と思われましたが意外と死亡率は低かったことから言われるようになりました。
また、あるキャラが「チタン」によって助かるという顛末から、
『チタンがないと死んでた』
『○○はチタン製だった』
と変化したり、アニメ作中でキャラが死ぬと
『チタンがあれば助かった』
『チタンが足りなかった』
などと言われることもあります。
作中でお気に入りキャラがお亡くなりになったとき「あーあ、リドルみたいに生きててくれたなぁ…」という切ない気持ちを込めて使ってみるのもアリだと思います!
『さすおに』
元ネタ作品:『魔法科高校の劣等生』(2014年春・夏)
最近のアニメファンの間で言わずと知れたカンスト系主人公・司波達也(通称、お兄様)を讃えるお言葉が定着して生まれたネタ。
元ネタは達也の妹・深雪が言う「さすがですお兄様」を略して「さすおに」なのかと思ったら、本当は「さすがはお兄様です」の略が本当なのだとか。(参照:ニコニコ大百科)
まあどっちみち意味は一緒で略しても『さすおに』。
作中でのヨイショっぷりにすっかり定着し、作中でお兄様が少しでも活躍すると視聴者からも『さすおに』弾幕がすかさず投じられるように。
その定着っぷりから他作品でも使われたりしますが、「さすがだぜ、ヒョウ!」という称賛のニュアンスと「はいはい、チートチート」という白けた感じのニュアンスがあったりしてなかなかに意味深。
華麗なる活躍が必ずしも称賛されないのは現実もアニメも一緒の模様。
作中で活躍する主人公に思うところがあれば使ってみよう。
どちらかと言うと最初からステータスがぶっちぎってるチート系主人公に使う方がベター。SAOのキリトあたりチートな上にお兄ちゃんキャラなので特にオススメ。
後半へ続く