前回までで、ぬい撮りについて触れてきました。ところで、撮影している時に「ぬいが倒れる!」となりませでしたか?
そうなんです。たいていのぬいは、立たせることが出来ません。ちゅんですら、前のめり気味だったり、後ろにそり気味の個体が多いです。
プライズものは、ほとんど立たないのではないでしょうか。

そこで、今回は、そんなぬいを自立させる方法をいくつかご紹介します。

100均で販売している商品を利用する

一番お手軽なのは、この方法でしょう。最近は大手100均店のほとんどで展開されている「推し活コーナー」で、人形用スタンドが販売されています。
いくつか種類があるのですが、アクリルの台座から出た芯になるアクリルの支柱に、ぬいを支えるアームが付いている形が一般的です。
筆者も2種類このタイプを購入しましたが、あきらかに後から購入した、全てアクリル素材のスタンドの方がしっかり、ぬいを支えられました。


向かって左側がキャン☆ドゥで購入したスタンド。
右側がセリアで購入したスタンドです。
汎用性は右側の方が高いかもしれませんが、ホールド性は左側の方が高いです。

ただし、こちらのスタンドは、ある程度の高さが無いと使用できません。また逆に大きすぎても使用できないと思われます。

筆者が前のめり気味のちゅんをまっすぐ立てる為に使用しているのは、マグネット付きクリップです。ちゅんの服の裾を挟んで使用します。こうすると、マグネット部分が重いので、前のめりが解消されるのです。こちら、鉄製の部分の上に置くならマグネットで引っ付くので、結構便利です。

 
職場で撮ったので背景は気にしないでくださいw

ぬいにフィットしたアクリルケースや透明ポーチに入れる

こちらは屋外でのぬい撮りの際、紹介したポーチやかごに入れる方法と同じです。透明ポーチは痛ポーチとして、アニメイト等で販売されています。
また、似たような構造のものとして、アクリルケースもあります。ぬいにフィットした大きさのアクリルケースなら、背景もアクリル越しに見えるので、ぬいが自立しているように見えます。

100均等で販売されているケースをそのまま使っても構いませんが、フィットするサイズがない場合。その時は、アクリル板を購入して、ぴったりサイズのケースを自作する事も可能です。

ぬいの中にワイヤーなどの骨組みを入れる

うたプリのぬいぐるみシリーズ「プリンスキャット」のように大き目のぬいの場合、一旦、ぬいの縫製をほどいて、中に芯となる骨組みに組んだワイヤーを入れる方法もあります。ぬい主さん界隈では「手術」と言うそうですが、こちらはある程度の技量がないと、少し難しいかもしれません。
ぬいの手術を請け負っている方もいらっしゃるので、自分では無理!と思った方は、検索してお願いする方法もあります。
ちなみにプリンスキャットに関しては、現在、小さいサイズのぬいなら、最初から骨組みが入っているぬいも販売されているようです。

また、中に埋め込まず、ワイヤーの骨組みを背中に引っ付けて、透明の輪ゴムで手足に固定し、ポーズが取れるようにしている方もSNSで見かけました。背後は写せませんが、これなら高度な技術も必要ないので、チャレンジしやすいかもしれません。ちなみに服は一旦脱がして、骨組みを付けてから再度服を着せるので、洋服が縫い留められているぬいの場合、こちらも縫製を解いて、再度縫い合わせる程度の縫物の技量は必要になります。

ぬいの靴を作ってはかせる

こちらは最近、アニメイトで販売されている商品です。「ぬいの靴」という名称で販売されています。おそらく靴の底に重りが入っています。また、ぬいの足半分近くまで覆う事で自立できる仕組みになっています。購入するとそれなりの金額になります。しかし、市販品なのでキレイな仕上がりですし、見た目がかわいいです。
腕に自信のある方なら、この仕組みを使って自作するのも良いですね。

ぬいが自立すると、ぬい撮りの幅がぐっと広がります。簡単なものも多いので、ぜひ活用してみてください。

皆さんのぬい活が、楽しくハッピーな時間となりますように♪

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