ジョジョの奇妙な冒険 4部キャラの 広瀬康一 は、敵も魅了する「本当にかっこいい」男の子

広瀬康一 は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』に登場するキャラクターです。物語は彼が一風変わった高校生、東方仗助(本編の主人公)と知り合いになるところから始まります。

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ごくごく普通の高校生が事件に巻き込まれ急成長

広瀬康一 は読者目線のキャラクターとして、登場時はなんの能力もない普通の高校生です。不良高校生の外見を持ち、常識はずれの言動をとる(そしてスタンド使いの)仗助やその相棒の虹村億泰とは一線を画した常識人。しかしスタンド使いの数が急上昇する杜王町で暮らし、仗助等とかかわることで、スタンドバトルにいやおうなく巻き込まれていきます。そして自身もスタンド使いを生み出す「弓と矢」に貫かれ、スタンド能力者として覚醒していくのです。

広瀬康一は基本的に人当たりが柔和な優しい性格、反面外見は気が小さく、弱弱しそうなイメージを与えるキャラクターです。しかし危険な状況に陥ると目を見張るような勇気を見せ、人間としてもスタンド使いとしても、どんどん成長していきます。主人公の東方仗助が高校生としては達観しており、最初からスタンド使いとしてかなり完成された実力を持っているのに対し、康一のほうは戦闘に関しては初心者、スタンドバトルについても素人です。

おかげで、戦闘慣れしているキャラクターなら陥らないような初歩的ミスや敵の実力を測り間違えるなどの失敗を経験することになりますが、それをくぐりぬけるたびにキャラクターとして目覚しい成長をとげるのです。

その姿はまさに少年漫画の主人公(実際はサブキャラですが、ときに康一が主人公かと疑いたくなることがあります)。普段は誠実、友達思い、しかし肝心のシーンでは外見とは裏腹の男らしい姿を見せてくれ、おもわず「かっこいい!」と絶賛したくなる、それが広瀬康一というキャラクターなのです。

とくに注目してほしいのが、第24話『シアーハートアタック その2』

仗助の甥である空条承太郎と康一は殺人鬼吉良の手がかりを探す中で、吉良のスタンドに襲われます。しかし康一の判断ミスで承太郎は重症を負い、戦闘不能に。ひとりで吉良のスタンドと対決することになった康一ですが、自分のスタンド「エコーズ」を進化させ、吉良を追い詰めます。しかし後一歩というところで吉良から反撃され、なぶり殺しにされそうになったときのセリフです。吉良の財布から運転免許書を掠め取り、名前を確認した康一はこういって、吉良をあざ笑います。

「こんなちっぽけなクソガキに簡単に名前がバレてしまったんだぜ、あんたはたいしたヤツじゃあないのさ。」

たとえ自分が死んでしまっても、他の誰かが必ず吉良を見つけて罪の報いを受けさせるだろう。この後の挑発のセリフもかっこいいのでぜひ視聴して確認してみてください。

もちろん(アニメが原作どおりに進めば)ラストバトルでも絶妙な活躍をしてくれるのでお見逃しなく!

敵にも味方にも好かれる(とくに悪い人に好かれる?)性格

ジョジョの奇妙な冒険 4部 広瀬康一

画像引用元:©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会

康一はその親しみやい性格のためか、いろいろな人物に寄ってこられます。仗助や億泰はもちろん、一度敵として闘い、敗北して言った相手が「仗助は嫌いだけど康一君とは仲良くなれそうだ」といって付きまとってくることが多いです。

最初は康一から金を巻き上げようとしてきた小林玉美、空条承太郎を狙っていた間田敏和、康一を「本」にしてその体験を略奪しようとした岸部露伴…みんな後に康一を「友達」や「尊敬する人」と認識するように。

その魅力に一番はまっているのが同級生の山岸由花子。康一のかわいいけど男らしい性格を見抜いて猛烈にアプローチしてきます。ただし、彼女はかなりのストーカー気質。そしてスタンド使いでもあったのです。彼女はスタンドを使って康一を密室に監禁、自分だけのものにしようとします。そのときの康一との対決、さらに決着の仕方がまたかっこいい(第9話『山岸由花子は恋をする その2』)。その後思いを募らせた由花子と康一の故意の顛末が描かれる第20話『山岸由花子はシンデレラに憧れる』も必見です。どちらも康一の魅力が存分に味わえるストーリーになっています。

たしかに由花子はかなり問題ある女性ですが、エステ「シンデレラ」店長辻彩の感想のごとく「男の子を見る目」は確かなのです。

実は5部にも登場している

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第4部に当たる作品ですが、この後第3部のボスキャラ、ディオ・ブランドーの息子ジョルノ・ジョバーナーを主人公に据えた第5部が続編として描かれています。

2016年現在、第5部がアニメ化するかは不明ですが、この第5部冒頭でストーリーテラーの役割を果たすのも広瀬康一です。第4部での「敵から味方まで誰にでも好かれる」設定がちゃんと生かされていますので、興味をもたれた人は一度原作の第5部冒頭をのぞいてみてはどうでしょうか。

また、『ジョジョ』シリーズではありませんが、原作者荒木飛呂彦氏の初期作品『魔少年ビーティー』という作品でもストーリーテラーの役割を果たす「普通の少年」公一君が登場します。

犬を飼っているなど『ジョジョ』の広瀬康一と共通点も多く、広瀬康一の原点といえるキャラクターかもしれません。

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