すべての原点はここから!テレビ版エヴァンゲリオンの魅力とは?

1995年から約半年テレビ放映されていた「新世紀エヴァンゲリオン」。放映時は、夕方のよいこが見る時間でありながらも、いろいろと問題シーンがあった為、抗議の電話もあり、最後は消化不良の内容で終わり、内容が複雑ながらも深読みできるアニメとして「新世紀エヴァンゲリオン」は社会現象をも引き起こしました。

映画化や漫画化をしてもファンから「納得できない」といつまでも論争は続いていますが、放送から20年以上経った今でも、多くのファンの間では静かなブームは続いています。一体どんな魅力が「新世紀エヴァンゲリオン」にはあるのでしょうか?

過去の「大ブーム」と今の「静かなブーム」。このブームの原点は、はやり「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビ版を見ないとわかりません。

今からでもこの「静かなブーム」に半ノリしたい人の為に、「そもそもエヴァンゲリオンってなんじゃらほい」とならないように整理してみましょう。

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そもそもエヴァンゲリオンは正義の味方ロボットではなく訳アリ人造人間

主人公「碇シンジ」は父親の「碇ゲンドウ」から呼び出されて国連直属の非公開組織「ネルフ」が開発した人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」の操縦者になるよう突然言われてしまいます。ゲンドウとは幼いころから接触があまりなく、ゲンドウはシンジをアニメの中では先生と呼ばれる人物に預け、「人類補完計画」を進めます。

「人類補完計画」については、これがマニア的ファンの間では「どんな事なの?」と出るのですが、その計画と同時に進行して開発されたのが「エヴァンゲリオン」で、秘密を知っていたのは、冬月と赤木リツコそしてゲンドウのバックボーンになっている組織の「ゼーレ」のみ。

エヴァンゲリオンも計画の一つで、本体に誰かの魂が入っていて、それがパイロットと連動すると、暴走を起こす人造人間でもあります。

そして、エヴァンゲリオンはどんどん敵である「使徒」と戦いますが、どこから「使徒」が出てくるかは不明。

「どこからやってくるの?」と突っ込みをいれたくなるのが、引き付けられるポイントです。

★使徒とか出てくるけど、それとどうして戦うの?
  エヴァンゲリオン自体が聖書の言葉では「福音」という意味。
  キリスト教を知っている人ならすぐにわかるんだけれども、使徒は
  イエス・キリストの弟子たちを呼び、この話では、全ての使徒を倒すことで、
  人類補完計画ができるとされていますが、どうして弟子を抹殺するのかというのも
  不思議な点。ロンギヌスの槍もイエス・キリストを処刑するときに使った槍。
  ややこしいです。

エヴァンゲリオンの外装は守りの盾にあらず。LCLを注入するのもなにか変

これは、テレビ版第29話「男の戰い」で赤木リツコがばらしているんですけれども、

「あれは装甲ではないの!エヴァの本来の力を止める拘束具なのよ!」とエヴァンゲリオンが単なるロボットではないということをばらしています。

それよりも、LCLをパイロットの座席に入れるのもロボットアニメとしては、不思議でしょ?

LCLは物語の中では、胎内の赤ちゃんの羊水と同じ役割と同じ成分で、肺の中にLCLが入れば、呼吸は可能と赤木リツコは説明しています。

最初見た方は「LCLて何?」と不思議だらけだったはずです。のちにLCLはシンジを失神させる為に使われたりもします。

専用スーツが必要といいながらも、専用スーツなしでも操縦できる

体のラインがあからさまに出てくるプラグスーツ。実際、シンジは2回プラグスーツなしで、エヴァを操縦しています。

第1話・第2話・第29話で制服のまま操縦しています。

本来のプラグスーツは、自分の体とエヴァの神経伝達を補助するのと、命の危機が迫った時の外部からの処置の為に着るんですけれども、シンジは2回程戦闘時にスーツは来ていません。

なぜ、プラグスーツなしで初号機が動かせるかというと、初号機とのつながりがあるからと見てよいでしょう。

特にシンジののる初号機が「人類補完計画」のキーワードに含まれていて、母親の「碇ユイ」の魂が初号機に入っていることを匂わせる台詞をリツコが話しています。

★人類補完計画って何?
  これは映画版「まごころを君に」「Air」でネタバレされているのですが、
  みんながひとつになることで人間の苦しみから消えようということです。
  これは簡単な説明で、この計画のキーポイントがエヴァ初号機です。

綾波レイは最大の謎キャラクター。だから惹かれるのかも

零号機パイロットでしょっちゅう学校を休み、なんか訳の分からない部屋で漂っている「綾波レイ」。彼女の本当の姿は、「碇ユイ」の心が抜けたコピー。

一応「綾波レイ」としての人格はあるものの、赤ちゃんと一緒。

ただし、エヴァンゲリオンをパイロットなしで動かす為の「ダミープラグ」を作る為の親分的存在。最後あたりになって、リツコがミサト達に秘密をばらして、クローンプラントをぶち壊します。これもリツコの女のエゴが働いての行為以外のなにものでもありません。

綾波レイは、テレビ版でも結局謎が多すぎて、最後あたりでようやく彼女のネタ晴らしが始まりました。その結果、少し人気が落ちてしまった部分もあるけれど、やっぱり人気度は高しです。

★アスカの存在は?
弐号機パイロットとしてドイツから来たアスカ。いつも自分が一番でないといけないという高いプライドの持ち主です。

でも、本当は心は寂しくて、理解してくれる人はいないと殻に閉じこもっています。総括してみると、エヴァンゲリオンに出てくる人物は、全員自分の心に殻をかぶっている(ATフィールドを張っている)とも言えますね。

結局、使徒の心理攻撃で、精神崩壊をしてしまうのですが、アスカの存在はエヴァンゲリオンからは外すことはまず無理です。

テレビ版エヴァンゲリオンをオススメする理由

1996年に放送を終了してから、「あの終わり方おかしい」「変だよぉ~」と納得のいかない終わり方をしました。

あの当時は集団カウンセリングというのが流行っていたし、エヴァンゲリオンの放送時間帯によいこのおこちゃまに見せてはいけないシーンもあった為、強制終了的な終わり方しかありませんでした。

なので、その後、ファンを納得させる為に、何度も映画化されましたが、新キャラを出しての再映画化でまた論議が噴出してしまい、またもや再映画化へと話が進んだと思ったら、庵野監督はいつの間にやら「シン・ゴジラ」にいっちゃいました。

なんとなく中途半端な感じで終わってしまった テレビ版エヴァンゲリオン ですが、劇場版のエヴァンゲリオンを何度か見るうちに、アニメ版の最終回の意味がなんとなく理解できてくる部分もあります。エヴァンゲリオンに関する情報が出尽くし、ネットでの議論も一段落ついた今だからこそ、テレビ版エヴァンゲリオンももう一度フリ買ってみて、エヴァンゲリオンが一番最初に私たちに何を伝えたかったのか?を見直してみるのも悪くはありません。

また、エヴァンゲリオンの再映画化は遅々ではありますが進んでいるようなので、ここらで一緒にエヴァンゲリオンの「おさらい視聴」してみませんか?

『新世紀エヴァンゲリオン』社会現象となったその後はどうなったのか

タイトル 新世紀エヴァンゲリオン
監督 庵野英明
放送期間 2016年9月16日
原版放送開始および終了日:1994年10月4日~1996年3月27日
放送時間:約30分(CMなど含む)
主な声優 碇シンジ:緒方恵
葛城ミサト:三石琴乃
綾波レイ:林原めぐみ
惣流・アスカ・ラングレー:宮村優子
渚カヲル:石田彰
赤木リツコ:山口由里子
碇ゲンドウ:立木冬彦
冬月コウゾウ:清川元夢
加持リョウジ:山寺宏一
製作会社 GAINAX
その他の情報 放送テレビ局:テレビ東京系列

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