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どうなる!?『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』ストーリーの行き着く先

2012年から2013年にかけて第一期が放送され、その深い洞察に支えられた社会派的考察と骨太なストーリーから評判となったオリジナルSFアニメ『 PSYCHO-PASS サイコパス』
つい先日、第二期となる『PSYCHO-PASS サイコパス2』の放送も最終回を迎え、来年の2015年1月9日には『 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス 』の封切りも控えている。

ということで今回は、その『劇場版』のストーリーについて、それまでの展開をふまえて「どうなっていくのか」考えていくことにしよう。

※アニメ第一期、第二期のネタバレが多分に含まれているのでご注意を

シビュラシステムの「これから」

『サイコパス』は所謂“ディストピア”と呼ばれる世界観を構築している。『1984年』『すばらしい新世界』といったディストピア系にわけられる作品群は、それぞれ様々なカタチで「管理化された社会」を作品内に構築している。
この『サイコパス』ではシビュラシステムを使った管理者会が広がっている。シビュラは世界観の根底を司る要素のひとつであり、同時にこれをどう受け止めていくかが大きなテーマとなっていた。

新たに公開された劇場版のあらすじでは、ついにシビュラが海外に輸出されることが判明した。内戦状態にあるSEAUn(東南アジア連合/シーアン)の水上都市シャンバラフロートに、シビュラシステムが採用されることになったのだ。
しかも今度の敵はシビュラの監視の目をくぐり抜けようとするテロリストたち。
テロ行為に及ぶものたちを、シビュラシステムはどう裁こうとするのか? シビュラシステムの一部である特殊銃・ドミネーターを使って、主人公である常守朱たち公安一行はどのようにテロと相対していくのか?

第一期にて構造が暴かれ、第二期にて在り方が変化したシビュラシステムそのものの動向にも注目したい。

「執行官」狡噛慎也の行方

第一期の主人公として活躍した男・狡噛慎也。第二期では朱の想像内で登場しただけで終わったが、公開された劇場版の場面カットや公式サイトでは、狡噛らしき人間の姿がうかがえる。
仮に劇場版に登場するとして、はたして彼は第一期のころにような「キレ者の執行官」と変わらない姿で現れるのか、それとも以前とは異なる印象をたたえて現れるのか。

日本に襲来するテロリストと関わりが疑われる人物に、とある執行官の姿があった……と、あらすじでは仄めかされている。
狡噛はテロリストと関わりがあるのか? それとも違う人物が関わっているのか? 彼をめぐる予想はつきない。

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