奇跡的に同じクラスになったオモシロJKたちの日常を描く『女子高生の無駄づかい』。
そんなJKの中で、ヤマイこと山本美波(やまもと みなみ)の言動を追いかけてみた。
バカこと田中望(たなか のぞむ)から「イケメンの友達を紹介してくれぇ」と言われた
「ドラゴニア民族の魔導士になら、ひとり心当たりは無くもないけど、ただ彼はアルターニャ王国の姫に忠誠を誓ったばかりだからな」
ドラゴニア?アルターニャ?何を言っているのだ山本?そんなこと言われても、こっちが魔導士・・・いや、惑うし・・・。
解答用紙の裏の落書きについて
担任に呼び出されたヤマイ。
発声練習しながら、スクワットしても微動だにしない、登校途中で見かける黒猫が気になるとか、出だしから会話は空回り。
「その猫が異世界から来た猫で、選ばれし僕にその世界を救ってくれと言ってきたとしたら」
何でお前が選ばれるんだ山本?
「この腕のホクロを見てください、ドラゴンの紋章に見えるでしょ?」
おひつじ座ぐらい無理があるぞ山本。
すったもんだを繰り返し、ようやくわかったことは・・・。
解答用紙の裏の落書きは、必殺技の名前を考えていたと言うことだな山本。
木からシュタッ!
アニメのようにシュタッ!と、かっこよく飛び降りたくて木に登ったら、降りられなくなった。
「見られたからには仕方が無い、打ち明けよう僕の秘密を、見張っているのさ、やつらを」
見張っていると言うより、見栄張ってるな山本。
そんなこと言ってるうちは、助けてやらんぞ山本。
「シュデリンガーの猫ってご存知ですか?つまりそういうことです」
何の話かというと、文系か理系かの選択。
「文系にいく僕と、理系にいく僕、そのどちらも存在しうる」
要するに悩んでいると言うことだな山本。
将来やりたいことは何だ?
「ドラゴンに乗って闘いたい」
文系とか理系とか関係ないな山本。
毒されし者・・・・いや、ど腐れし者ヤマイ。
その言動は全く「わかるません」が、ヤマイしか見えない。
そんなヤマイに毒されてみませんか?
文章:kyouei-百百太郎