新条アカネ(しんじょう あかね)は、パソコンのモニターを通じて、アレクシス・ケリヴという謎の存在とやりとりしていた。
アカネが怪獣フィギュアを作り、それを実体化させるのが、アレクシスの役目である。
怪獣たちを使って意にそぐわない者を抹殺し、破壊された街を修復することで、アカネとアレクシスが創りあげた街「ツツジ台」を、より理想の街にしていくことを楽しんでいたのだが、そこに迷い込んだグリッドマンが現れて邪魔をするのだ。
女子校生「新条アカネ」の創造主(神)としての有能ぶりを紹介したい。
怪獣を作ること
街づくりや不埒な者を消し去るために、怪獣を作って動かします。
街の管理を怪獣を通じて行うのです。
教室で迷惑行為を働く者、けしからん先生もこれで消し飛ばしちゃいます。
登場する怪獣たちの精巧さを見ると、アカネの手先の器用さがわかるというものですね。
創造主としてのお仕事に熱中しているせいか、部屋はゴミ屋敷と化していますが、それは仕様ということで。
街の人を作ること
宝多六花(たからだ りっか)がそうだったように、怪獣を元に、人を作り出すこともできちゃうのです。
アンチくんのように、いつでも巨大化できる個体を放浪させておけば、何かあった時・・・グリッドマンのような輩が出現した時には、すぐ対応できるというものですね。
ただ、アンチくんは食べ物には、ほいほいと釣られやすいようですが・・・。
水着を着ること
ナイスバディをお持ちのようで…。
周りの目を楽しませるところは、さすがに創造主様の余裕といったところでしょうか。
これにもアレクシスさんも「わーお!」と大悦び。
アカネにとり憑いている理由が分かった気がします。
ダメなところ・・・それはグリッドマンが倒せないこと
突如グリッドマンなるものが街に現れ、作り出した怪獣たちを次々と倒す。
グリッドマンの勝手にはさせないぞとばかり、街の管理もそこそこに、アカネたちは怪獣たちを繰り出し、戦闘にのめり込んでいくのであった。
アカネが、アンチくんを戦いに敗れるたびに叱りつけたり、焚きつけるのは、創造主としの母性愛を感じるところでもあります。
もしグリッドマンが「ツツジ台」に現れなかったら?
アレクシスもアカネにとり憑いたまま、アカネの理想とした平和な街で、共に高校生活を謳歌していたのではないでしょうか?
あなたはどう思います?