長年愛されるサイヤ人「ブロリー」
アニメ「ドラゴンボール」には複数の劇場版が存在し、劇場版オリジナルの敵キャラが登場します。その中でもインパクトがあり長年愛されているキャラ…それは「ブロリー」ではないでしょうか?
「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」にて初登場し、その後の劇場版でも姿を変えて登場します。
2018年には「ドラゴンボール超 ブロリー」に原作者の鳥山明さんが脚本を手掛けた新たなブロリーが描かれました。
ドラゴンボールZのブロリー
「ドラゴンボールZ」と「ドラゴンボール超」とではブロリーの設定が少々異なっています。
ドラゴンボールZのブロリーは悟空(カカロット)と同じ日に生まれ、生まれたての頃に悟空の隣で寝ていたところを、悟空の大きな泣き声に驚かされ泣いてしまった、という出来事がありました。
大人になった後もそのことを覚えており、悟空に対し憎しみを抱いています。
そして、ブロリーの生まれながらの戦闘力の高さからベジータ王は危険を感じ、彼の父親「パラガス」と共にブロリーは殺害されそうになります。
しかし何とか生き延びた二人は復讐のため、ベジータ王の息子「ベジータ」を陥れる計画を立てます。
普段は大人しそうな雰囲気の青年ですが、超サイヤ人になると悟空ですら引くほどに冷酷で暴力的な戦闘狂へと変貌します。
悟空やベジータたちが束になっても敵わないほど強大な力を持っており、「伝説の超サイヤ人」は伊達ではない…と思わせる圧倒的な強さが魅力ですね。
ドラゴンボール超のブロリー
ドラゴンボール超のブロリーは悟空との因縁は存在しません。
ベジータ王に戦闘力の高さを危険視され始末されそうになる点では同じですが、直接手を下すのではなく、幼いブロリーを単体で無人の惑星に飛ばすという手段が使われました。
助けにやってきたパラガスと無人の惑星で二人で生活をすることになり、パラガスは復讐のためにブロリーを育て上げます。
ブロリー自身は戦いをあまり好んでおらず、惑星に生息している「バア」という生物と仲良くなり、バアの毛皮を大切に扱っていたり、今までのブロリーとはだいぶ印象が変わりますね。
対人の戦闘経験の少なさから最初は本領を発揮出来ずにいましたが、戦いの中で急成長し、そしてとある出来事をきっかけに超サイヤ人へと覚醒します。
この状態のブロリーもドラゴンボールZのブロリー同様、悟空とベジータは苦戦を強いられます。
悪役、そしてライバル
ドラゴンボールZのブロリーは破壊を好む「悪役」といった印象ですが、ドラゴンボール超のブロリーは「新たなライバル」といった印象を抱きました。
圧倒的な破壊力を持つブロリーか、人間らしさを持ったブロリーか、どちらを好きになるのかは人それぞれだと思います。
勿論、どちらも好き!という方もいると思います。筆者もZと超のブロリーの両方共好きですよ(^^)♪
「ドラゴンボール超 ブロリー」は迫力ある戦闘シーンを楽しめる作品なので、難しく考えなくても観られるのでおすすめです!
ですが、予習として「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」を視聴しておくのも良いと思います。
初登場作品のブロリーと最新作のブロリー、ふたりの違いを楽しんでみてください!