頑張れ女の子! 女性キャラクター が主役のアニメ映画達2017年!

2017年もあっという間に三分の一を終えてしまい、そろそろ本格的に夏を迎えようとしている今日この頃。今年見た映画を思い返すと、すでに印象的な作品がたくさんありました。中でも女の子が主役の一押し作品が多かったようにも思います。

そんなわけで、今回は比較的最近日本公開されたばかりの、“女の子が主役のアニメ映画”を国内外作品問わずピックアップしてみました。

モアナと伝説の海

「アナ雪」「ズートピア」などでお馴染みのウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオ最新作が「モアナと伝説の海」。とある島の長を任されようとしている少女モアナが、親を振り切り、島・・・そして世界を守るために海へと旅立つ冒険映画です。学び、挑み、戦うモアナの姿には、惚れ惚れしてしまいます。

ディズニーといえばお姫様系の物語が多くありますが、それらとはまた違った世界の女性の姿を本作では描いています。

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エイプリルと奇妙な世界

2017年の東京アニメアワードフェスティバルの長編コンペにて上映された、フランス・ベルギー・カナダの合作アニメ映画が「エイプリルと奇妙な世界」。科学技術が現実の様に発達せず、石炭などに頼って進化した世界の地球を舞台に、少女エイプリルが両親を探して壮大な冒険へ旅立ちます。日本の萌えキャラとも対極にあるようなデザインで描かれたエイプリルはある意味新鮮。

タイトルにあるようなスチームパンクの奇妙な世界観も魅力です。

手を失くした少女

そして2017年の東京アニメアワードフェスティバルの長編コンペでグランプリを受賞したフランスのアニメ映画が「手を失くした少女」です。悪魔と契約した親のせいで、両手を失ってしまった少女が逃げのび、たくましく生き抜いていくグリム童話をアニメ作品にした一作。

簡素な筆遣いで描かれたビジュアルが特徴的であり画期的で“アニメーションとして”も学びの多い一作です。強く美しい映画でした。

ひるね姫~知らないワタシの物語~

日本作品からは「ひるね姫~知らないワタシの物語~」をピックアップ。東京オリンピックを目前に控えた2020年を舞台に、高校生の森川ココネちゃんが東京に旅立ち、ある人に出会う!・・・というそれだけ見たら地味な内容の物語。なのですが、その物語にファンタジー要素やロボット物要素を組み合わせた力ワザで、大幅にスケールを押し広げた変わった映画になっていました。

ビジュアルでココネちゃんに対し素行が悪そうな印象を持っていたのですが、純粋で非常に良い子だったので、己の偏見に反省しました。ココネちゃん、すごく良い子です。

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フェリシーと夢のトウシューズ

今回紹介した作品が、いずれも公開済み作品なので、最後にこれから公開予定のフランス・カナダの合作アニメ映画を紹介します。その名も「フェリシーと夢のトウシューズ」

家族のいないフェリシーが、同じ施設で暮らす友人のヴィクターと一緒に、バレリーナという夢を叶えるべくパリへ逃亡!無謀な殴り込み状態のフェリシーはパリで、己の実力不足を思い知らされたり、師匠のもとで修業を積んだり、さらにクライマックスではライバルとの直接対決にまで発展するなど様々な体験をしていく様子が描かれます。

これがひたすら熱い!バレエに興味がない人も、男子であっても、心を打たれること間違いなしです!本作は8月12日(土)より日本公開がスタートです。


作品によっては、現在鑑賞することが難しい状態のものもあるのですが、なにかの機会に見れるきっかけがあれば是非チェックして欲しいものばかりです。今回紹介した作品は、どれも女性が主役だからって男性が楽しめない物語かといえばそんなことはありません。

むしろ男性の方が強い影響を受けてしまうなんてこともあるのかも・・・!観ていない作品があれば是非チェックしてみてくださいね。

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