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「 蒼穹のファフナーEXODUS 」主題歌、angelaの「 DEAD OR ALIVE 」の歌詞が凄い!!

先日発売されたangelaのニューシングル、「 DEAD OR ALIVE 」。アニメ「蒼穹のファフナーEXODUS」のOPテーマソングであり、「ファフナー」シリーズの集大成を感じさせる歌詞とメロディーでファンを沸かせています。

ここでは、その新曲「DEAD OR ALIVE」の歌詞に隠された「ファフナー」へのangelaからのアンサーを考察していきたいと思います。

angelaの「 DEAD OR ALIVE 」と蒼穹のファフナー

angelaとファフナーと言えば、シリーズ第一作目である「蒼穹のファフナー」の主題歌だった「Shangri-La」以降、シリーズ全作のOP、ED、挿入歌を担当した正にパートナーの関係です。

ボーカルのatsuko氏による、アニメと親和性が高い歌詞が特徴で、前シリーズのタイアップ楽曲にも、登場キャラを果実、舞台となる島をシャングリラ(楽園)に見立てた歌詞が見事に劇中の世界観にマッチしており、多くのファンから支持されています。

DEAD OR ALIVE 新曲の歌詞に隠されたメッセージ

新曲「 DEAD OR ALIVE 」も、前シリーズの楽曲を踏襲した旋律やバックコーラス、ストーリーの進行に合わせて一部が変化した歌詞など、シリーズの集大成ともいえるアニメ本編を大いに盛り上げる楽曲となっています。

ここからは、筆者が特に注目した歌詞と、その考察をして行きます。

対極する存在達

新曲を聴けば、最初に耳に入って「おっ!」となるこのフレーズ。対極する存在とは、劇中の人類とフェストゥム、もっと作品に寄り添った呼び方をするのなら、「そこにいるもの」と「無の存在」、この対極の事なのでしょう。

接近していく、分かっていく、本当ならそうあるべきだろう

ファフナーでは「争いを止めるには、お互いを理解し、お互いに歩み寄り、生きて行く事を選択することが希望へと繋がる」というメッセージが一期から語られていました。

それは決して、人間とフェストゥムに限ったことでは無く、同じ人類同士でもそうした「分かり合い」が必要なのだとも。

ですが、お互いを理解し合えず、争いが激化してしまう悲劇が劇中で繰り返されており、「争いを終わらせる為の対話をする為に争う」という歪な展開も訪れます。

このフレーズはそうした悲劇を表しているのですね。

君とここにいる

ファフナーシリーズ全作を通して投げかけられる質問「あなたはそこにいますか?」へのアンサーフレーズですね。

同時に、この短いフレーズには「君(他者=フェストゥム)と、ここ(世界)に、いる(生きている)」という意味が込められているのです。

今までは、どちらかがどちらかを否定し、滅ぼすことでしか生きていけなかった世界が、相手と自己が同時に存在することを肯定する=共生を選択する、という作品世界の大きな変化を表しているのですね。

いよいよクライマックスを迎えようとしている「蒼穹のファフナーEXODUS」。主題歌とともに最後まで追いかけて行きたいですね。

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