アニソンの帝王 水木一郎さん追悼 アニキ歌唱アニソン個人的ベスト4

12月6日にアニソンの帝王と呼ばれた水木一郎さんが亡くなられました。
生涯現役を貫き通され、アニキと慕われた水木さん、74歳でした。

哀悼の意を表すると共に、個人的に筆者が好きだった、水木一郎さん歌唱のアニソン・ベスト4をご紹介させていただきます。

「バビル2世」OP『バビル2世』

横山光輝の漫画が原作のアニメ。そのOP主題歌が、この『バビル2世』です。この頃のアニソンは、歌詞がストーリーのあらすじや世界観の説明をしているものが多く、こちらの曲もそれに当てはまります。
アニメは1973年1月1日より放送開始。当時、女性ファンを獲得し、原作漫画を連載していた「週間少年チャンピオン」の購買層を広げるまでのブームを起こしました。

幼心に主人公のバビル2世がカッコ良かったことと、超能力を扱った戦いにわくわくしていたのを覚えています。多分、私が見たのは再放送なのですが、人気があったので、再放送もたびたび行われていたようです。

「ムーの白鯨」OP『ムーへ飛べ』

1980年4月から放送されたオリジナルアニメ。設定などは、後に製作された「六神合体ゴッドマーズ」に通ずるものがあり、設定としては面白かった。
しかしアニメが「面白かった」という印象がないので、脚本が悪かったのかもしれません。また、回によって、作画崩壊が激しかった印象があります。
なお、今見ると、そうそうたる顔ぶれの声優陣が声を担当しています。

アニソンとしては、水木さんのシャウト系ではない歌声が聞ける楽曲です。こういった系統の曲の方が、筆者好みです。その為、この後紹介する曲も、こちらの系統に当てはまります。

「宇宙海賊キャプテンハーロック」ED「われらの旅立ち」

1978年3月から放送開始された、松本零士の漫画が原作のアニメ。しかし、TVアニメ版はかなりオリジナル色が強くなっていたそうです。とにかくハーロックがカッコ良い!またハーロックとの比較対象として登場する若者・台羽正が大好きだったのを覚えています。夕食食べながら、家族全員で見てました。
放映当初はゴールデンタイムでの放送にもかかわらず視聴率が伸びなかったようです。しかし一部熱狂的なファンに支えられ、また、海外での人気は高かったようです。これらの状況から、1982年に「わが青春のアルカディア」という映画が公開されています。

こちらも語り掛けるような優しい歌い方の水木さんの歌を聴くことができます。OPの「キャプテンハーロック」も良いのですが、筆者の好みで、こちらを選びました。

水木一郎さん不朽の名曲・「ルパン三世」第2シリーズED「ルパン三世 愛のテーマ」

1977年に放送されたアニメ。言わずと知れた「ルパン三世」シリーズ。その第2シリーズ27話~51話のED曲。元々のインスト曲に水木一郎さんの歌をのせたヴォーカルバージョンです。元々の曲も素晴らしかったのですが、そこに水木さんの歌声が乗り、更に魅力を増していました。まだ子供だった筆者は、「すごく大人な曲」と思ってました。

こちらの第2シリーズは、なんと3年間続き、その間に155話が放送されました。このシリーズには、宮崎駿や大塚康夫が参加していた事でも有名です。筆者は全シリーズの中で、このシリーズが一番好きです。

水木一郎さんのご冥福をお祈りいたします

近年はももクロとのコラボ、アニソンや特撮ソングのイベント等に精力的に参加されていました。周囲の方やファンから「アニキ」と呼ばれ慕われていた水木さん。天国でも力強く歌い続けてられるのかなーと思います。もちろん首には水木さんのトレードマーク、アニキ☆マフラーをしてらっしゃることでしょうね。

元気に歌う水木さんには、いつも元気をいただいていました。ご冥福をお祈り申し上げます。

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水木一郎 公式サイト

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