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熱血アニメ列伝その4 好きに対する強い思いが熱い!『 ガンダム ビルド ファイターズ 』の魅力

趣味に熱中するのって、本当に楽しいですよね。それは、アニメだけじゃなくても、例えば……ガンプラを組み立てるのが好きって人にも、作り上げた喜びとか、自分が作ったガンプラの出来の良さに喜んだりとか、色々な思いを持つと思います。

今回ご紹介するのは、そんなガンプラへの熱い思いを持った少年達が「自分の好き」をぶつけあう、ホビー的な意味あいでも「熱い」作品、『ガンダムビルドファイターズ』を紹介していきます!

『ガンダムビルドファイターズ』は、2013年の10月から放送が開始された、『機動戦士ガンダム』で有名なサンライズさん制作のアニメ作品です。

「ガンプラ」を戦わせる事ができる『 ガンダム ビルド ファイターズ 』の世界

ガンダムのプラモ、「ガンプラ」を実際に戦わせることが出来る「ガンプラバトル」が当たり前にある世界のお話を扱ったこの作品。少し、あらすじを見ていきましょう。

主人公「イオリ・セイ」は、ガンプラ作りに関しては、天才的な能力がある反面、「ガンプラバトル」をすると連戦連敗の少年。

「ガンプラバトル」はプラモデルの出来が戦力に反映され、セイが作るガンプラは高い戦闘能力がある筈なのですが、彼の操縦技術はそれを全く活かすことが出来ません。

そんな彼は、ある日一人の少年「レイジ」に出会います。レイジは、ガンプラはおろか、この世界のことをロクに知らない謎多き少年。

ひょんなきっかけで、レイジがセイのガンプラを使用して「ガンプラバトル」をしたところ、彼は物凄い強さを発揮し、「セイが作ってレイジが戦う」二人組のガンプラバトル世界大会への挑戦が始まります。

と、いうのが、大まかなあらすじです。

時には衝突し、時にはお互いを励まし合う「ガンプラバトル」に胸熱

この作品の売りは、何と言っても「夢の競演」が実現している、ということでしょう。

漫画作品など、まだアニメーション作品になっていないガンダムシリーズの機体が、美麗な作画で実際に動いているのを見て、放送時は狂喜乱舞する人が後を絶ちませんでした。

また、普通ではありえない、アナザーガンダムの作品のウイングガンダムと宇宙世紀を扱ったVガンダムの機体が戦う、そんなシチュエーションが、画面にこれでもか!と映し出される、それだけで、熱い気持ちを持つ人も多かった筈です。

「プラモデルを扱ったアニメなのに、どんなガンダム作品よりも見ていて熱い気持ちになる!」

そんな声が、放送当時、SNSなどではかなり見かけられました。

いわゆる、クロスオーバー的な魅力は、確かに『ガンダムビルドファイターズ』の特徴の一つと言えますが、個人的には「好きな物に熱中する心」を丁寧に描いたストーリーも、この作品の魅力の一つだと自分は思っています。

主人公セイは、自分では「ガンプラバトル」を上手く出来なくて、口惜しい思いをずっとしてきた少年。それが、謎の少年レイジの登場で、「世界大会優勝」の夢を実現する可能性が出て来ます。

レイジと時には衝突し、時にはお互いを励ましあい、「ガンプラバトル」に熱い気持ちをぶつける二人の姿には、心打たれるものがあります。

所詮は「遊びの世界の物語を描いた作品」だが・・・

『ガンダムビルドファイターズ』では、リアルな戦争がある訳ではありません。人が死ぬ訳でもないですし、ギリギリの命のやり取りは「ガンプラバトル」で行われたりはしません。所詮は遊びの世界の物語を描いた作品、と言えるでしょう。

しかし、いや、だからこそ、「純粋な好きな物への思い」が強く描かれているのが、この作品の魅力なのではないでしょうか?

「何かに対する好きという感情」が強い方が勝つ、その強い思いを描かれているのを見ると、胸が熱くなる!そんなことをこの作品は我々見ている人間に語りかけているようにも思えます。

続編として、『ガンダムビルドファイターズトライ』も作られ、こちらは3対3のチームバトルが描かれています。

ガンダム好きの方は勿論、「好きな物に熱い思いをぶつける」人間達を描いた作品を面白い、と感じる人に是非見て欲しい。そんな作品なのです。『ガンダムビルドファイターズ』は。

 

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