TVアニメ『 ドロヘドロ 』第3話「死者の夜――決闘! 中央デパート前――」
ホールには年に一度恐怖の夜がくる…その夜、人々は世にも恐ろしいものと戦わなければならない
生き血を欲する、混沌とした闇夜 ――LIVING DEAD DAY――
TVアニメ『ドロヘドロ』第3話「死者の夜――決闘! 中央デパート前――」あらすじ
魔法使いのケムリは時に、ホールの住人が戦慄するほどの恐怖と興奮を与える。
カイマンもニカイドウも暴れまわっていた。ただ、相手はゾンビじゃない。
アイツらさ…心臓には気をつけろじゃねぇと、血がとめどなく噴き出すぞ
いくぜ、ホールへ
煙は心と能井を呼び出して、恵美須のケガを治せと命令。能井は赤黒く染まった顔面に
魔法を吹きかける。すると細胞一つ一つが活性化し皮膚が出来ていく、指も生える様に再生する
「次の仕事もう始めてもいいんだろ?…行くぞ能井、ホールへ!!」
カイマンとニカイドウを始末するため、藤田と恵美須を連れて死者の夜にドアを開く。
「この街は俺たちの魔法の影響でいろんなことが起こる。とてもファンタジーな街だ」
ゾンビを前にしてもどこか楽しんでいた。そして、中央デパート前でカイマン達と衝突する
血みどろの死闘
「魔法が効かない俺に、魔法使いが勝てるわけないぜ」
心はナイフを交わし、カイマンに蹴り入れ、ニカイドウも重い蹴りを能井にヒットさせたが
「いや、スゲー!内臓がシェイクしたぞ!気に入った友達になってくれよ」
マスク越しに吐血するが余裕そのもの。逆にニカイドウが吹き飛ばされてしまう。
その光景を見て、キレたカイマン。猛攻を仕掛けるが敵わない。だが…気絶したフリをして
心が油断した瞬間、心臓にナイフを突き立て噛みつく。心もカイマンの首元をえぐり…
噴水のように出血して血だまりの地面にカイマンの頭が落ちる。ニカイドウは目を覚まし
魔法のドアを使い、カイマンを担いで逃げるのだった。
首のない死体が歩いていた
カイマンの首は生えて元通り死んでいなかった。あの生首はホルマリン漬けにされていた。
ニカイドウは自分の過去…死体を片付ける仕事をしていた頃
「あの路地で2m以上ある大男の死体を見つけた…死体をボディーバックに入れ仲間を呼びに行った。」
「だが、仲間と戻ると死体はなく、道の奥からボディーバックを被った男が歩いてきた」
それがカイマンだと…とても信じられない話。謎を解明するため生首を解剖してみることに
カメラに映像におさめるが…停電と共に生首は消えた。不気味な男の声だけを残して
カイマンの相棒はニカイドウ。この関係性がいいんだよな!
映画並みの大量のゾンビを前にしても、ホールの住人は年に一度のお祭りの様でしたね。
EDも「リビングデットデイ」仕様のポップな感じに変わっていました。
今年のスローガンは、”止まるな 殺せ”
ホールが廃れてるからゾンビが居ても全く違和感がない。それなのに、ホラー感はコミカルに描く!
恵美須は感染して、心や藤田を見境なく襲おうとしてたり、テンション高くて可愛かった。
ホラーと可愛いが入り混じり…アンバランスなようでバランスが取れていて最高なんですよ
この不思議な感覚こそ…混沌。「ドロヘドロ」って感じですよね!
そして、掃除屋:心達とカイマン達の戦闘。むしろココからがホラーかも…
カイマンの首が取れる…めちゃくちゃ血みどろ。しかし、能井とニカイドウの一撃一撃が重い力と力のぶつかり合いがカッコいいし、攻撃モーションも臨場感が半端じゃない!
それにニカイドウは魔法使いだと知っても、カイマンは「友達だろ」一言で水に流す…
いつものように大葉ギョーザを頬張りながら、つかずはなれず、踏み込まず。この2人の絶妙な関係性がいいんですよねー
しかし、多くの謎が残る…なぜ、生首は消えた、カイマンは死なず、煙はどんな答えを返すのか…
それはまだ…混沌の中、それが…ドロヘドロ!
文章:あそしえいつYH