ジミがとった行動は、人類に対する裏切りかもしれない…でもミミナシの声が聞こえるんだ
「プリンセス」は華やかな舞台であの鼻歌を響かせ、観客を魅了していく…
ラストには最高のアドリブが用意されていた!ミュウ…本当の魅力を引き出してあげよう
TVアニメ『 LISTENERS リスナーズ 』第8話「リアル・ミー」The real meあらすじ
「カウシル部隊」からの指名で聖なる夜を彩る舞台の主役となったミュウ。そして、
ジミが消息を絶つ寸前、なぜかミミナシを攻撃しなくなった…。彼の中で何がおきた…
10年という長い時を経て「ジミの復活」希望はロンディニウムから広がっていく…
救世主の妹 ミュウ
カウシル部隊の若き将校「トミー」に連れられてロンディニウムにやってきた2人。
トミーはミュウがジミの妹である事を知っており、ミュウはジミの行先を聞くと…
軍の最高指揮官「エース元帥」が10年前「プロジェクト・フリーダム」について語る。
「彼をミミナシの大群の中へ送り込んだ。その戦いぶりたるや、まさに鬼神のごとく」
戦いは優勢だった。しかし、突然攻撃をやめて、ゲート向こうに消えてしまった…
「ジミは死んでいない…今も彷徨っている」
と主張するエース元帥。さらに彼らは世界を救う作戦を用意していた。
10年前をもう一度
「プロジェクト・フリーダム」と同じ状況を作り出し、ミュウがジミ役を演じて…
ジミの愛機「デュアルショーマン」を起動すれば「ジミは戻ってくる」という作戦。
「あなたに本当の名前を告げるでしょう。そして、本当のあなた自身を知ることになる」
その大役を引き受けミュウは青いドレスに身を包み、エコヲはついつい見惚れてしまう。
劇の練習中、鼻歌を歌う子ども達…ミュウが無意識によく口ずさんでいたものでした。
「祈手なら誰でも、生まれた時から自然と身につけてる歌。トミーさんがそう言ってたよ」
世界が待ち望んだ 愛をあげよう
いよいよ、劇本番直前。ミュウは大切なペンダントをエコヲに託して本番へ向かう。
(私は一体どこから来て…どこに向かっているんだろうって…)
ミュウがずっと考えていた疑問は、ジミが帰ってきたら解決すると思っていた。しかし…
舞台も終盤に差し掛かり、アドリブが始まると…ティーンスピリットを吹きかけたトミー
「これで本当に…兄さんに会えるの?」
「残念だが…ジミは戻ってこない。君がなるんだ。次のジミに!!」
無理矢理プラグを差し込み、デュアルショーマンの祈手となったミュウはすべて理解する。
「私は…ミミナシの国からこの世界にやってきた、異邦人だったのだ」
「そう…私はミミナシだった。人間として、祈手として見出されてたミミナシだった」
そして、ライド達が犠牲となった悲しいクリスマスの夜へと繋がるのでした。
ミミナシと祈手の関係がはっきりしましたが予想外でした!
前回のニルとライド達の前に現れたミュウの様子は明らかにおかしかったですが。
どうやら、軍の総意ではなく、トミーの思惑に利用されてしまったようですね。
やっぱりラスト。ミュウが言っていたことが気になりました。言葉まま受け取るとしたら…
ミュウも、ジミも元ミミナシ。
だから、ジミがミミナシの手を取った…人類を裏切ったわけじゃない、本当の故郷ミミナシの国帰った。というのようです。
実際、ジミはミミナシの声が聞えていたり、ミュウもエコヲには見えないものが見えていたりしましたが…まさかミミナシだったとは予想外でした。
ED「Dilemma」の「鏡のその奥で呼んでいる。嫌われた歌を歌っている」という歌詞を
「ミミナシが呼んでいる、嫌われた鼻歌を歌っている。」
そう解釈するとミュウの戸惑いを表しているように感じました。
ミュウがエコヲ助け…リバチェスタから「音」を探す旅が始まった。今度はエコヲがミュウを助ける番だ。あの時のように、心の声を叫べ!!
最後に一言だけ…
マーシャルは酒と女とギャンブルが好き!でも、めっちゃいい事言いますね。これが大人の魅力ってやつですか!
文章:あそしえいつYH