お昼休み、三人組と食事をするしまむらの前に現れた安達。
人目を気にすることなく、大胆にもしまむらと同じ椅子に座り、買ってきたパンを勧める。
安達のこの馴れ馴れしい一連の行動の原因は何なのかというと・・・。
しまむらのいない時間の安達
しまむらは体育館で体育の授業。
安達は同じ体育館の2階で授業をさぼる生活に戻っていた。
しまむらが現れるのを期待していたが、現れたのは見ず知らずの上級生と思しき人物。
「ここもわたしの場所ではなくなる」
近くに座って文庫本を読みだした相手を尻目に、安達はその場を立ち去る。
安達、樽見と遭遇
ペットショップにて、1匹だけ小さなスペースに入れられている仔犬を見て、思わず涙をこぼす安達さん。
自分と同じ境遇を感じてしまったのでしょうか?
そんな仔犬たちに見とれて歩いていたら、人とぶつかった。
ぶつかった相手は樽見。
その際、樽見が落としたクマストラップを拾い上げ、そのまま樽見に渡す。
安達、再び占いに頼る
エキシャーマンと名乗る、変な女性易者に声を掛けられる。
エキシャーマンは、恋の悩みを抱えていることを瞬時に見破っただけでなく、お相手は安達より髪が長いことを当ててしまった。
安達は千円を払わされ、往来に向かって「逃げないぞ!」と思い切り叫ばされた。
「まさか本当にやるとは・・・」
と言い残し、エキシャーマンは駆け付けた警備員に追われて去っていってしまった。
安達、体育館2階の様子を見に行く
そこに上級生の姿はなく、卓球台に文庫本が残されていた。
それを何気なく広げ、そこに書かれていた文面から「自分はまだ高校1年生だ。しまむらだけが高校2年生になっている。しまむらに取り残されたくない」と奮い立つのだった。
しまむら、安達にお母さん対応
2年生になって初めてお昼を一緒に食べた。
帰りにはつないだ手をなかなか放してくれないと思ったら、突然ハグされた。
しまむらさんは母親気分になって、安達をやさしくヨシヨシするのであった。
ぼく、ヤシエモンです
妹とヤシロがケーキを食べていた。
妹ちゃん曰く「ヤシーがポケットから出したんだよ」
宇宙人ヤシロさんテレビに影響されたのでしょうか?いつの間にかお腹にポケットが付いているではないか。
テーブルの上にはたまごボーロが大量にあるし、お母さんは今晩のおかずの焼き鳥をザクザク切っているし。
ヤシロの影響でしょうか、何やらしまむらさんの家庭がおかしなことになってやしませんか?
安達さん、長らく深刻な「しまむらロス」でしたが、仔犬、エキシャーマン、文庫本に影響されて、不器用ながら前を向くようになりました。
背中を押してくれる「何か」を求めていたのですかね?
「逃げないぞー!」
これで「しまむらレズ」に突っ走るのでしょうか?
しまむらさんの手綱さばきも見ものです。