夏目友人帳 ニャンコ先生

愛らしく頼もしい用心棒、『ニャンコ先生』を語りたい!

魅力たっぷりなニャンコ先生

「ニャンコ先生」は「夏目友人帳」に登場するキャラクターです。
主人公の「夏目貴志」が偶然とある結界を破ったことにより封印から解き放たれた妖怪であり、見た目はまんまるい猫で人の言葉も話すことが出来ます。

現実世界ではニャンコ先生のガチャガチャやゲームセンターの景品も多く、その他のグッズ展開も盛んなニャンコ先生。
何故ニャンコ先生がここまで人気なのか?筆者も一ファンとして魅力を語っていきたいと思います!

ブサ猫?可愛い?不思議な見た目

封印された際に招き猫を依り代にしていたため、普段はその招き猫に似た容姿をしています。
短い手足、もちもちとした体、そして頭がすごく大きい猫として描かれています。
登場人物たちからは「夏目のところのブサ猫」「ブサイクちゃん」など散々な呼び方をされています。
妖怪たちからも「ブタ」「タヌキ」などと呼ばれ、猫として呼ばれることはほとんどありません。
ですが、貴志の同級生である「多軌透」はニャンコ先生を一目見た瞬間に「可愛い!」と抱きつき「つるふか~♪」という感想も述べていました。

作中では多軌以外からは可愛い扱いをあまり受けていませんが、一般的な猫とはまた違う可愛さを持ったキャラだと思います!

強くて頼もしい!高貴な妖怪

ニャンコ先生は本来「斑」という妖怪であり、白い毛におおわれた大きな獣のような美しい姿をしています。
本来の姿に戻ると低級の妖怪は恐れて逃げ出したり、大きな口で相手に噛みつくことでダメージを与えたり、妖怪を扱う祓い屋の人間からも一目置かれていたりとその強さがどれほど強大なものなのかが分かりますね。
普段の招き猫に似た状態のときでも体当たりや白く発光することで妖怪を撃退することもあり、とても頼りになる用心棒です。

ですが、食い意地が張っており、よく貴志から目を離しひとりで食べに行ったり飲みに行ったり、その間に貴志がピンチに陥ることも…

決して完璧ではない、でもそんな隙を見せるところも愛らしいですね。

人間に変身すること出来る

人に化ける能力もあり、作中でも何度か変身しています。
貴志の祖母「夏目レイコ」にそっくりな女子高生に化けたり、貴志が瓶の中に閉じ込められた際は貴志の姿に化けたりもしました。
性格まで真似ることはできないらしく、普段は丁寧な言葉遣いで謙虚な態度の貴志とは正反対な高圧的な言葉遣いと態度でまわりの人間を驚かせ、それを見た貴志が落胆する場面もありました。

やっぱり完璧ではないニャンコ先生…でもクスっと笑える場面でした!

何故用心棒に?今後の展開は…

何故、ニャンコ先生が夏目貴志の用心棒として側にいるのか。
それは、貴志が祖母から受け継いだ「友人帳」のためです。
夏目レイコが勝負を挑み負かした妖怪に名を書かせた友人帳には、名前を書かれた妖怪を従える力があり、最初はニャンコ先生もそれを貴志から奪おうとしていました。
しかし、貴志が妖怪たちに名前を返したいこと、自分が死んだときはニャンコ先生に友人帳を譲るということを伝え、ニャンコ先生はそれを了承したのでした。

それから様々な出来事を経て、貴志とニャンコ先生の絆も深まっているように見えますね。
貴志が本当に命を落としたとき、友人帳にどれだけの妖怪の名が残っているのか…それも気になるところです。

アニメも現在は六期まで放映され、劇場アニメの第二作となる「夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者」も2021年1月に公開が予定されています。
「劇場版 夏目友人帳〜うつせみに結ぶ〜」では小さくなったニャンコ先生が登場したので、次はどんなニャンコ先生が見られるのか、今から楽しみです!

愛らしく、とても頼もしい「ニャンコ先生」をこれからも見守っていきたいですね。

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