魔法陣グルグル 第20話「 抜け出せ!レフ島! 」【感想コラム】

今回もリリースが遅れて失礼しましたー!!今回は完全に家庭の事情です。オールウェーイトゥーギャザーなところでパンダと子ライオン見てきたよ!(関西人にしかきっと分からないネタ)

それはそうと、ゲソックの森同様こちらもどう演出されるのか気になっていた人が多かったことと思います、レフ島でのお話しでした!ちなみに筆者はビックリしました。

そんなレフ島での一幕、あらすじと感想に参りたいと思います!

魔法陣グルグル 第20話「 抜け出せ!レフ島! 」

花の国を出立した2人は、次の大陸へと渡る足がかりのためレフ島へと立ち寄っていた。

宿泊している宿屋の娘・ミウチャとも仲良くなり、軽い変化がありながらも平和な日々が続いていく。しかし同じタイムスケジュールが繰り返されている事実に気付いたニケは、どうにか脱出できないかと模索する。

ヨンヨンを呼び出そうにも突然の雨で、飛び立てないことを理解しあえなく断念。行き詰まった2人が悩んでいると、悪魔ガルリオが現れる。

大幅カットに代わり、普段とまったく違う演出を

魔法陣グルグル 第20話「 抜け出せ!レフ島! 」【感想コラム】
画像引用元:© 衛藤ヒロユキ/SQUARE ENIX・「魔法陣グルグル」製作委員会

今回は驚きましたねー!なににっていうと、まずは大量のカット!アレもなしこれもナシで、原作の展開を念頭に置いていた人にとっては「ん?あれ!?」「ここも!?」「アレもなし!?」という感じはあったと思います。

前回の感想末尾に書いた「頭にオートボーガン装備」の謎が気になる人は是非原作13巻を読んでください。

しかしそれはそうと、今回はかなり!かなり「今までの魔法陣グルグル」とは違う雰囲気を意識した画面演出になっていたと思います。

まずOPなし!全体に光が滲んでいるような効果!背景の美しさ、静けさ、ギャグの薄さ!

明らかにレフ島がこの世界において異質な状況になっているのを、視覚と聴覚で視聴者にも訴えているのがよく分かりました。今回の雰囲気、ふわふわとした夢の中を覗いているようでなんとも心地よかったです。

作中でニケ達を観測している人間はあのキャラクターでしたが、視聴者を「物語を見守る観測者」として演出していたように思います。

ククリちゃんはバトーハの塔でなにを感じたのか

画像引用元:© 衛藤ヒロユキ/SQUARE ENIX・「魔法陣グルグル」製作委員会

今回はバトーハの塔での一幕と関連が深いだけに、ククリちゃんがあの場でなにを感じたかを探る回だったように思えます。

ブリの調理法を、照り焼きかソテーかで言い争ったかつての恋人達。すべての感覚を共有することがいいことなのか、恋人としてそれが理想なのか。言い争うことなく、普通の日常を繰り返した方が幸せだったのではないか。

それをククリちゃんが考え悩んだ末に今回のお話しが生まれたのだと考えています。

絵柄に反し、本当にいい哲学が盛り込まれている作品だと思います。子どもの間だけの冒険譚だからこそ、子どもに知ってほしい哲学や考え方がたくさん。

ねぇこれ何度も言うけど!!本当今の子ども達にも大々的に見せたいからゴールデンタイムに枠とって放送しようよー!!!この作品見て育った小学生はきっと素敵な大人になれるよー!!!

さぁ、来週はついにあのキャラが復活!?そして原作通りならあのキャラ達が!!ついにあのキャラ達が登場です!!

現在までのところ大幅カットも許容できる素晴らしい仕上がりですが、あのキャラ達までカットされたら筆者暴動起こしそう!!

でももう佳境ですね。だってもう20話ですもんね。あと4話ですよ……どうやるのよ……すでにちょっと寂しいよ……。

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