デビルマンレディー の戦闘シーンは迫力があり過ぎ!

デビルマンレディーのアニメは変身した主役の不動ジュンとビーストが毎回戦うので、内容は漫画とそこまで変わりません。しかし、原作をそのままアニメにしたものではなく、アニメオリジナルの設定や展開があり、漫画を見た後でもとてもアニメを楽しむ事ができました。

変身も漫画と違い第二段階まであり、巨大化したギガレディーになってビーストと戦うシーンは、やはり迫力があります。百合表現が苦手な方には難色を示す部分があるアニメかもしれませんが、自分はとても気に入りました。

デビルマンレディー の情報

アニメ版デビルマンレディーは1998年10月10日から1999年5月8日まで毎日放送製作で「あにめシャワ〜」枠内で放送されました。アニメーション制作はキョクイチ東京ムービーで全26話になります。

どちらかというと本家のデビルマンに対してマイナーな作品になるかもしれませんが、深夜枠にもかかわらずに、当時は「あにめシャワ〜」枠史上最高の視聴率を記録したので、決して不人気だったアニメとは言えない作品です。

設定や展開とも原作とは大きく異なっていてデビルマンやその他の作品とのつながりのない、完全に独立した物語になっています。

デビルマンレディーのストーリー

アニメの内容は漫画とはそこまで大差はなく、デビルマンに変身ができる、主役の不動ジュンが様々なビースト相手に戦闘を繰り広げます。設定は漫画と大きく異なった部分が多くて主人公の性格も漫画に比べて暗い印象が強いですね。

原作では学校にいる活発な教師ですが、アニメの方はどちらかというと暗めの性格のファッションモデルになっています。変身の能力も漫画とは異なり変身に第一段階と第二段階があり、第一段階ではデビルマンレディーに変身して第2段階では巨大化をするので、作中では漫画にはない巨大化して戦闘をするシーンも多く見られます。

敵のビーストのほうも巨大化できるタイプがいるので、敵が巨大化したら自分も巨大化して戦うと言うウルトラマンのような展開になりますね。漫画では実家で弟と暮らしていますが、アニメではマンションで一人暮らしていて孤独感が強い生活をしている雰囲気が強いです。途中からはジュンはプロのモデルとして尊敬し憧れる存在の滝浦和美が一緒に住むことになり、作中では主人公と彼女との同性愛的なシーンも増えていくので、ある程度ですが百合表現が出てくるアニメになります。

漫画はかなり過激で少年誌には載せられないような部分もありましたが、アニメの方は成人指定のような部分はなくなっています。

デビルマンレディー の見どころ

自分は漫画もアニメも両方とも全部見ましたが、主役は漫画とは違い、普段はかなり暗くて雰囲気でしたので少し別人に見えてしまいましたね。原作では見れない第2段階の巨大化した変身は肌も青くなり、かなり怖い雰囲気が強かったですが、自分は結構気に入りました。

第1段階の変身は漫画よりもアニメの方が美しく見えましたね。漫画では第1段階の変身の時の主役はとても顔が怖くなる印象が強かったですが、アニメは漫画に比べて穏やかな雰囲気が強かったです。漫画では黒崎あおいとの百合表現がある程度ありましたが、アニメは黒崎あおいや紺野ひとみや和美やアスカといった色々な同性をも無意識のうちに魅了していたのでアニメの方が百合表現は強いような気がしました。

第1段階の変身でも服が毎回破れるせいか、服をダメにするシーンが全体的にかなり多く、見ているうちに変身で服を破るのがお約束のような感じがしてきました。漫画はあまりにも過激で性的なシーンが多くてそこまで好きにはなれませんでしたが、アニメは漫画に比べてそういうシーンよりもビーストとの戦いの迫力などを重視していて、戦闘アニメらしいのが、このアニメの良さだと思いました。

過激で性的な漫画の方が好きな人にはアニメよりも漫画の方がいいかもしれませんが、自分は間違いなくアニメの方が好きですね。一番の見どころは、やはりアスカとの最終決戦でクライマックスにふさわしい見事な戦いだったと思います。

ギガレディーとなった主役が両翼、両腕を失いながらも逆転勝利する姿は感動ものでした。

原作では最後まで仲間だったアスカがラスボスになるとは思いませんでしたが、最後の決戦はアニメ全体の作中でも特に良かったですね。

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タイトル デビルマンレディー
監督 永井豪/平野俊貴
放送期間 1998年10月10日 – 1999年5月8日
主な声優 岩男潤子 嶋村薫 村井かずさ
製作会社 デビルマンレディー製作委員会
その他の情報 各話30分

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