歴史に名を残す祈手を送り出してきた名門「フリーク・シーン・アカデミー」
だが、「ティーン・スピリット」と呼ばれている怪しいスプレー缶を調べることに…
世界にお前が居ていい場所なんかない…寂しかった。だから、僕は繋がりを求めたんだ
TVアニメ『 LISTENERS リスナーズ 』第4話「ティーン・スピリット」あらすじ

学園長の「キム」からジミの在籍記録を入手するため、スピリットの出所を探っていく…
ミュウに生徒会長「ホール」、エコヲには「ニル」。別々に学園を巡り始めた。
ミミナシとの戦いで傷ついた心は、そう簡単に癒えることはない。その人と会うまでは…
人気者は囲まれるし、後をつけられる

「スリーサイズはひ・み・つ。彼氏は募集中です!」
生徒達の前で堂々と自己紹介するミュウ。男子から言い寄られる中、ホールが連れ去ってしまう。
彼はティーン・スピリットを調査するという目的に気づいていた。
「噴射した霧を吸い込むと、精神が高揚して心的ストレスを和らげる効果がある」
調査を手伝ってくれると、一緒に学園を回ることに。
一方、エコヲは誰かに後をつけられていた…。「ぼ…僕はニル!君と仲よくなりたくて!」
そう言って、ニルは自分のお気に入りの場所へ案内するのでした。
今日は初めてのことだらけ

ニルが連れてきたのは辺りを見渡せる学校の屋上。そこで生い立ちをエコヲに話す…
「こんな世界滅んじゃえって思ってた。きっと僕はこのまま一生一人で生きていくんだって…」
両親も親戚もおらずひとりだったジミ。そんな時、世界を変えようとしたジミに魅了された
エコヲは涙を流して、自分もジミにのことが忘れられないとニルを抱きしめ…
「ニル。僕らなれるよ!友達だよ!!」
今度はエコヲの自作アンプ「AC-30」を見せると、ニルはジャックを接続して
校舎を壊し暴れ始めてしまう。ティーン・スピリットを使用して心の穴をうめる。
「こんなクソ頭、斬り落としてしまえばいい。そうすれば悲しみも消えるから」
僕らはここにいる。楽しませてくれよ

ニルが起こした騒動をキッカケに、ミュウはティーン・スピリットの出所を突き止める。
ニルとホールがプールで作っていた。彼はニルの心の弱さを利用し、こう語りかける…
「世界を壊そう。粉々になるまで」
イクイップメントを起動し、ニルと戦うことに。でも、エコヲはニルは友達だと戦わない。
ミュウ1人で戦うが押されてしまう…ホールに追い詰められエコヲもピンチに陥るが…
「ニルは僕の友達だ!」
ニルは我に返りエコヲを助けるのでした。しかし、彼女は深い悲しみを背負ったまま…
「二人に忠告しておくよ、祈手はいずれ必ず気が触れる。必ずだ」
強大な力に溺れると言い残し、ニルはどこかへ行ってしまった…
祈手によってイクイップメントは変化!にしてもニルは…

ニルはボクっ娘キャラがいいですね!それにミュウとの戦闘中、ニルのセリフがすごく印象的でした。
「銃に弾を込めて仲間を連れてくるんだ。何かを失うのも自分を偽るのもすごく楽しい」
ずっと1人で生きてきたニル。他の人から「ミミナシを呼び押せる悪魔の子だ」まるで銃弾のように浴びせられた言葉たち。
別に祈手になりたくてなったわけじゃないのに…世界なんて壊れてしまえと思った。
でも、それもウソ、偽り。
本当に求めたのは、自分を「友達」と認めてくれる存在…エコヲに助けてほしい!
というニルの心の叫びが聞こえた気がします。
再び彼女がミュウ達の前に現れた時、どうなっているのか?心配ですね…
ニルヴァーナの曲「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」歌詞をなぞったセリフがキャラの心情とリンクする演出すごくオシャレで好きです。
そして、ホールはやっぱりお前が黒幕か!と言うのが正直な感想です。
妙に親切すぎるところが逆に怪しかったし、所々表情に出てて狡猾な悪党になりきれない子悪党感が可愛かったです。
さて、黒幕ジミの足取りがつかめたミュウ達、次なる目的地では濃いキャラが登場!?

最後に二言だけ…
全然楽しそうじゃないチアリーダー、数学でハイになる生徒たち面白かったです。
そして今回のED「Slip out!」めっちゃハマった…興味のある方はぜひ、聞いてみて下さい!
文章:あそしえいつYH