円たちと遭遇し到底敵わないと悟り、小柳たちが助かる道はたった一つ。
仲間の誰かを犠牲にして他の者が助かる…重々しい空気が流れる中、クレアは笑う
TVアニメ『 グレイプニル 』第10話「美しい花」あらすじ
目的のためなら、人殺しだってする円達。小柳達は円の仲間に取り囲まれてしまう。
死の恐怖に震える者、戦うと言い出す者、囮になる言う者。それぞれの考えを示す…
だが、クレアだけ違った…。恐怖どころか…現状を見つめ、笑顔を浮かべていた。
ただ残虐なだけでは芸がない
円に興味を持たれ、きぐるみの顔面を掴まれる修一達。力では勝てないだから…
「やるなら、絶対はずさない距離で!!」
ゼロ距離で弾丸を撃ち込むが無傷。円の仲間に取り囲まれ、状況はどんどん悪化していく
「お前らに勝ち目はねえ。今日からはこの俺のためにコインを集めろ」
俺が力を手に入れ…お前らの望みを叶えてやる!という円。仲間をやられたケジメとして
「お前らの中の1人に、死んでもらう。誰を犠牲にするかはお前たちが決めろ」
嫌なら皆殺し。緊張感漂う中で、クレアは円に殴られた陽太、春日が死んでいたらと質問し
円に「お前はこっち側だ」と気に入られ見逃してもらえることに…。
失意より危機感を持て!
「俺は戦う!」「馬鹿を言うな勝てるわけないだろ!」
陽太に怒鳴り絶望する池内。すると…交渉の余地はないし、このまま戦えば全滅よ。
「全員が死ぬより、1人の犠牲で済んだ方がイイでしょ?」
クレアの意見に賛同する池内だが…わざと覚悟をためすように、クレアはこう続けた…
「池内くんは勇気があるわ。その1人に、自分が選ばれる覚悟ができてる」
一人ぼっちで自分の無力さに落ち込む春日に…クレアはみんなを守るため、あるものを手渡す
美しい悪の花が宙を舞う
「修一、今逃げる準備が出来たから…」辺り一面にピンク色の美しい花が咲いていた。
修一は「クレア、僕にできることはないか?」と聞く…「無いわ」断言するクレア。
「話の通じない奴だって沢山いるわ。そういうの相手にするには綺麗ごとだけじゃ通用しない」
残酷な事を1人ですべて引き受けようとする彼女に…「俺にやらせてくれ!」と言う修一
「これ以上、君だけに罪を背負わせたくない。たとえ、それが間違ったことだとしても」
「僕たちは2人でひとつだろう」
クレアを抱きしめた修一。涙を流しながらクレアは心の中で実感していた…
(人は誰かのためなら、例えそれがどんな善良な人であろうとどこまでも残酷になれる)
そして、猛毒を持つ花「夾竹桃」に火を放ち、円の仲間が次々と苦しんで倒れていく、逃走をするのでした
ふたりでひとつの共犯者…罪を背負う覚悟はあるか?
円はクレアの冷たい残酷な一面を見抜いていましたが、彼女の決断力と覚悟を甘く見てたようですね。
仲間に危機感を持たせるため、あえて脅すような態度をとってみたり、春日に夾竹桃を植えさせたり、円の「仲間想い」という性格でさえも、生き残るため利用できるものはすべて利用する。
彼女が味方にいてくれてホントに良かった…絶対、敵には回したくないタイプです。
クレアを抱き寄せるシーンはピンクの花びらが舞ってとても綺麗で修一がカッコイイ!
「罪を背負う」が2人を結ぶ縁…2人の「形」。
吉岡みたいに似た者同士じゃないけど、クレアと修一が繋がる理由としては十分すぎますね。
仲間を危険にさらした事で、円の逆鱗に触れたのは間違いない!
エレナは宇宙人と接触一体なぜ…?
最後に一言だけ…
あっ言い忘れてた…池内くんあっけない最後でした。小柳たちがサラッと流してて忘れてた…
ある意味悪い予感的中した気がします!